2日連続三段山BCスキー(1748m)H
12/23
札幌発 5:00
白銀荘着 8:30
登山 | 地 点 | 下山 |
9:25
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10:50 |
白銀荘前
1280〜1430
(登り返し)
1420地点 |
12:05
11:40
11:35
11:00 |
[1:35] | 所要時間 | [0:55] |
白銀荘(泊)
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12/24
登山 | 地 点 | 下山 |
8:25
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9:30 |
白銀荘前
1100〜1170
(登り返し)
1350地点 |
10:25
10:15
9:50
9:40 |
[1:05] | 所要時間 | [0:45] |
18:10 帰宅
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1段目からエゾマツのタンネの森へと入って行く |
十勝連峰の三段山は、もともと吹上温泉白銀荘を根城とした山スキーのメッカとして、現在も山スキー登山やBCスキーの愛好者で賑わっている。この山の下部は、古くから「国設三段山スキー場」とか通称「三段山スロープ」などと呼ばれている。スキー場としての施設は一切ないが、2段目の西側には森林を切り開いたところが残っている。
山名の由来は斜面が3段になっていることに因り、冬はそれぞれの急斜面では快適な深雪滑降のおいしい斜面となっている。
前夜、札幌での藪山仲間の忘年会に参加し、翌日5時に札幌を発ち、例年3連休のこの時期に開催されるHYML三段山オフミの後半2日間に参加参加するために、上富良野町吹上温泉の白銀荘へ向かった。
8:30に白銀荘に到着。準備をしながらメンバーの到着を待つ(2)。ここはすでに標高1000mにある、根城となる吹上温泉白銀荘。素泊まり2700円。食事はメンバーの食担による自炊。
9:30、同行予定の6名が揃う。リーダーは先週の羊蹄山に引き続いて洋ちゃんにお願い。先週と同じメンバーが4名、ほか2名(この2名も拙著購入者)。山の上部は見えないので、登れるところまでとの予定でスタート(3)。
例年よりここも雪が多い感じ。すでに多くの人が登っていて、そのトレースを辿る(4)。1段目の急斜面をジグを切って、右側のエゾマツのタンネの森を抜け、2段目の急斜面を右から登る(5)。
先行グループ(この中に拙著のもとになった北海道新聞連載の企画と編集を担当してくれた黒川さんと、拙著購入者がいた)に引き続き、2段目の急斜面を登る(6)。
2段目へ登り切ったら、風で雪が飛ばされて、ハイマツが顔を出していた(7)。
その地点から、滑りを楽しむために右の谷地形を越える斜面へ移動し、1420m地点まで登る(8)。
シールを外し、オープン斜面で深雪滑降を楽しむ。 気温が高いせいか雪が重い。先週の羊蹄山のようには快適なターンができないが、そこそこ楽しめる(9〜11)。
針葉樹林帯の手前の1280m地点まで滑り降りて、シールを貼り直して登り返す。ガスが濃くなり、周りが見えなくなったので、1430m地点で下山することに。
登って来た右側の斜面の方へ滑り降りて、スタート地点までの滑降を楽しんだ。
12時杉から温泉に入って、ビールを飲む。そのうちに参加メンバー10人が勢揃い。中に九州から来た女性もいる。
○夕食懇親会
このオフミは、その都度参加メンバーの中から食事担当者を決めて、献立を考えてもらって、食材を用意してきてもらうことになっている。今回も先週の大魔人山荘に引き続き、洋ちゃん・里っちゃんご夫妻が担当してくれた。
16時過ぎには料理が揃い、夕食懇親会が始まった(12)。持ち寄ったお酒類勢ぞろい。このほかにビールやワインもあった(13)
メインのぜいたくなよせ鍋、ピザと漬物 |
サロマの蒸し牡蠣も出て来た。一人4個も食べることができた |
大根と玉ねぎのサラダとかぼちゃ団子 |
成田さん提供のラクレットチーズ。フランスパンに付けて食べる |
延々長い夜の飲み会が続く・・・自分は19時には布団に入って寝てしまった。
○2日目(2段目まで)
朝起きたら天気が良かったので、当初は三段山の頂上まで行けそうな感じだった。
いろいろな食材の入ったぜいたくなおじやとたっぷりの野菜の朝食を摂り、いそいそと準備をする(16)。外に出たら、朝焼けの空の下に、昨日は見えなかった噴煙を上げる前十勝が見えていた(17)。
重い雪を纏ったエゾマツの梢を見上げる(20)。タンネの森を抜けると、北側に、朝日に輝く旭岳を中心とした表大雪の山並みが見え、みんなで山座同定を楽しむ(21)。
森林限界を抜けて2段目まで登ると、風が非常に強くて、前十勝の右側に見えるはずの十勝岳も十勝連峰の主稜線も濃いガスに覆われていた(22)。
三段山山頂部はかろうじて姿を見せて、上を目指す人も見えた。我々は滑りが目的なので、これ以上強風の中を登る気にもならず、ここで戻ることにして、シールを剥がす(23)。
滑降準備完了(24)。今日は、登って来た斜面を滑り下りるべく、登りのトレースに絡みながらの滑りを楽しんだ(25〜26)
2段目の急斜面から1段目、さらに1段目の急斜面を滑り下りる。昨日より気温が低いせいか、雪が軽く、まあそれなりに楽しい深雪滑降を楽しむことができた。
1段目の急斜面を滑り下りたところで、シールを貼り直して、登り返すことにした(27)。1段目の上まで登り返して、急斜面の滑りを楽しんで切り上げた。まだ10:30だったが、十分満足だった。
明日は、札幌の滝野すずらん公園でクロカンスキーの練習をする予定だったが、明日は雨予報で、大荒れになるという。そのまま帰路に就けば、夕食時刻までに帰宅できそうなので、11:00前には、温泉にも入らずに、解散して一気に走った。お陰で18:00には帰宅することができた。HYML仲間のお陰で、先週の羊蹄山に引き続き2週連続のBCスキーを楽しむことができた。