三段山(1748m)G
札幌発 5:00
白銀荘着 8:30
登山 | 地 点 | 下山 |
9:00
11:30 |
白銀荘前
頂上 |
12:40
11:40 |
[2:30] | 所要時間 | [1:00] |
白銀荘(泊)
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この三段山は、十勝連峰の主稜線から少し外れ、荒々しい安政火口を挟んで富良野岳〜三峰山〜上ホロ〜十勝岳〜美瑛岳の連なりが見渡せる最高の展望台的な山だ。夏道もあるが、白銀荘をベースとしたスキーツアーの山としていつも賑わっている山である(1)(12,12,24撮影)。
なお、三段山の山名の由来は斜面が3段になっていることに因り、冬はそれぞれの急斜面では快適な深雪滑降のおいしい斜面となっている。もともt山スキーのメッカで、この山の下部は、古くから「国設三段山スキー場」とか通称「三段山スロープ」などと呼ばれている。スキー場としての施設は一切ないが、2段目の西側には森林を切り開いたところが残っている。
前夜、札幌での藪山仲間の忘年会に参加し、翌日5時に札幌を発ち、例年3連休のこの時期に開催されるHYML三段山オフミの後半2日間に参加参加するために、上富良野町吹上温泉の白銀荘へ向かった。
富良野市へ入ったら、目の前に十勝連峰やその左奥にトムラウシ山まできれいに見えていた(2)。
8:30に白銀荘へ到着。昨夜泊ったメンバーは、ちょうど三段山へ登る準備をしていた。部屋に入って、着替えて、白銀荘を出発(3)。
青空に下に、噴煙を上げる前十勝が見える。この時期にしては、風もなく、珍しい好天だ。はやる気持ちを抑えながらゆっくりトレースを辿る(4)。1段目下の急斜面を登る。青空を目指して登る好きな場面だ(5)。
1段目の急斜面を登り終えると、針葉樹林のタンネの森へと入って行く。ここで、先行グループに追いついた。例年のこの時期に比べて、木の枝に積もっている雪が少ないと思った(6)。
2段目の急斜面を登り終え、2段目に出ると、一面ハイマツ帯だが、案の定ボコボコだった。しかし、こんな好天はめったにないので、頂上を目指すことにした(7)。
2段目のハイマツ斜面を抜けて、3段目への登りに掛かる。ここからは、沢型になって、平らな雪が付いている斜面を登る(8)。
帰りの滑りに美味しいそうな沢型斜面から山頂部を見上げる。この斜面は1600m付近まで続いていた(9)
1600m付近から頂上を見上げる。頂上には別グループが頂上へ着いたところで、右側の沢型斜面人は単独行の人が見える(10)。
ほかのメンバーに先行して、単独行の人の方へ登って行った。しかし、上の方はボコボコで、帰りの滑りは手こずりそうだ。1630m付近にスキーをデポして、ツボ足で登った。
頂稜に登り詰めると、荒々しい山頂部が見えた。このように晴れ渡った山頂は3年ぶりだ(11)。
頂稜に出たところで、後続を待った。後続のメンバーはスキーで頑張って上がって来た。後ろの富良野岳の姿が美しい(11)。
3年前よりは雪が少なく、頂上標識が埋まっていなかった。噴煙に見え隠れする十勝岳をバックに記念撮影(13)。初登頂が2名もいて、大感激の頂上(14)。
下は風がなかったが、さすが頂上は風が吹いていた。寒いのですぐに下山開始。
帰りは、登ってきた尾根をはずして、ずっと下まで続いている左側の沢型斜面を下った。ここは雪付きが良く、下にバーンができていて、その上に軽い雪が積もっている。深雪というほどではなかったが、ゲレンデ感覚で快適な滑りを楽しむことができて、大満足だった(15,16)。こんなに手こずることない滑りを楽しむことができたのは、初めてかもしれない。
下山後、温泉に入り、ビールを飲みながらブログをアップした。
○夕食懇親会
このオフミは、その都度参加メンバーの中から食事担当者を決めて、献立を考えてもらって、食材を用意してきてもらうことになっている。今日の夕食と明日の朝食は洋ちゃんご夫妻だった。
ニンニクが効いた厚切りのブタ肉をいためる洋ちゃんご夫妻(17)。男料理の3種類の味付けのスパゲティ(18)。勢ぞろいした料理。鍋は野菜たっぷりのモツ鍋(19)。
楽しい夕食懇親会が始まる。この時点でまだ1名は温泉に入っていた。1日目の天気予報が荒れ模様だったのでキャンセルがたくさんでたことや、クリスマスが重なったこともあり、例年の半分くらいの人数だった。(20)。デザートのケーキまで用意されていた(21)。