三段山(1748m)  白銀荘ルート   25名  04,01,11  
2000、02,12の三段山へ

雪不足ながらも、雪と天候に恵まれてHYMLメンバー25名もの大パーティで、頂上までの登り、快適な深雪滑降と仲間内だけでの山中結婚式を楽しむ。
 
登山
地点
下山
10:00
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12:35
白銀荘
1240m附近
(山中結婚式)
頂上
15:00
14:45
13:50
12:50
[2:35]所要時間[2:10]
GPSトラックログ(96kb)

  この山は、白銀荘をベースにした山スキーのメッカである。今回は前夜降った雪と穏やかな天候のお陰で25名もの大パーティで3段目上まで登り、滑りに不安な人を4名を除いた21人で頂上を極めることができた。自分自身は2回目の山スキーでの登頂となった。

  体力に応じて、先発隊10名と後発隊15名に別れて、40分の時間差でスタートする(1)。それぞれトランシーバーで連絡を取りながら登っていく。昨夜は凄い風だったにもかかわらず、新雪が結構積もっている。先発隊の前にも多くの人が登っているらしく、ただトレースを辿るだけの楽な登りである(29。

 1段目の斜面を見ても、例年より雪が少ないことが明白である。2段目の上に出ると、ハイマツが頭を出しているが、滑りには影響はそれほどないようである。2段目を登り切ると、上空が少し晴れてきて、頂上稜線まで見えるようになる。前を進む先発隊以外にもかなりのグループが頂上を目指しているのがはっきりと見える(3)。左手には、昨日登った前十勝の荒々しく切れ落ちる急崖が見えている(4)。

 2段目の上でツェルトを張って宴会モードのs-ki@名寄さんのグループと出会う(5)。一緒のご婦人方に私のことを紹介してくれる。すると、いつもmyHPを見ている方がいて、「嗚呼、函館の・・・」という声が聞こえる。s-kiさんから「ここにも、guchiパパ(HYMLでのニックネーム)のファンがいるよ!」と声が掛かる。お礼の挨拶をして通り過ぎる。

 3段目のテラスで前を行く先発隊に追い付き、合流となる。通称・廊下と呼ばれている地点を抜けた4段目下で、帰りの滑りが不安な4名がツェルトの中で待つことになり、残り21名で頂上を目指す。展望はないが、風もそれほど強くなく、みんなで記念撮影をして(6)、いよいよ楽しみな深雪滑降である。雪質も思ったより軽く、昨日の前十勝の欲求不満が解消される。

 先頭をこの山を知り尽くしているOさん、最後尾をSiさんが仕切り、自分は遅い人の面倒を見ながらSiさんの前を滑る。足前に差のある25人の大パーティである。ゆっくり安全第一の滑降であるが、それなりにみんな嬉々として深雪滑降を楽しんでいる。ただ、雪の下にハイマツがあって、そのごつごつした感じをスキーの滑走面に感じながら滑るのは気持ちのいいものではなかった。

 無事2段目下の樹林帯まで下り、そこで、このオフミのメインでもある『北海道の山とスキー』のKoさんと『山女 酒とメシを担いで今日も行く』のYaさんの山中結婚式である。いろいろ秘策を練って準備したKuさんが神父に扮して、三三九度の用意までされていて、和洋折衷の楽しいひとときが展開される(7)。

 その後、自分と5名はそこで昼食を摂り、あとのメンバーは先に下山していった。最後の1段目の斜面で最後の深雪滑降を楽しみ、無事三段山オフミは終わった。その盛り上がりは夜まで続き、ついつい飲み過ぎて酔いつぶれて先に寝てしまう。

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