七飯岳・MTB登山(779m)I 
 城岱スカイラインコース   単独  14,10,1
<夏山> 09,5,09 05,5.04
<雪山> 13,12,01(つぼ足)  13,1,09(かんじき)
11、11,23の(つぼ足) 05,02,07(山スキー) 04,03,14(山スキー)
 <MTB登山>  02,12,07  04,12,11
10年ぶりにMTB登山に挑戦。天気に恵まれ、早い秋を楽しむことができた。
 

登山
地点
下山
8:40
9:40
10:55
11:15
12:00
自宅
城岱スカイライン入口
城岱牧場展望台
牧場入口ゲート
頂上
14:10
13:10
----
12:55
12:25
[3:20]所要時間[1:45]

GPSトラックログ
(城岱スカイライン入口より上のみ)

  七飯市街地の裏側に聳える木の生えていない三角形のピークが七飯岳。夏は、町営城岱牧場の一部になっているので、基本的には立ち入り禁止だが、下の採石場尾根コースや城岱スカイラインの上の方からも結構登られているようだ。牛の放牧が終わっている冬は、函館新道のすぐ上からスタートできるのと、展望も良いので、最近登る人が多くなっている。

  当初はMTBで紅葉の始まっている横津岳へと思ったが、過去2回のMTB登山で斜度のきつさが身にしみている。その点、城岱スカイラインからの七飯岳は、上の牧場の中はダートと登山道だが、スカイラインは、それほど斜度がきつくないので七飯岳にした。

 七飯岳へのMTB登山はこれで3回目だが、10年ぶりのトライである。前回は2回とも、城岱スカイラインの冬季間閉鎖後の12月だった。上の方は雪があって、頂上までMTBを上げることができなかった。今回は、なんとしても頂上までMTBを上げるつもりだ。

 家を出て函館新道の側道を走る。16kmの道のりを1時間で城岱スカイライン入口へ到着(1)。ここの標高は150mでここまでも結構負荷の多い走りだった。しかし、ここから七飯岳頂上(779m)までの標高差629mの登りが本番である。この城岱スカイラインのうれしいことは、自分レベルでもMTBでそれほど苦しまなくても登れる傾斜なことである。

 まずは、7.3km先の城岱牧場展望台を目指す。



 登って行くと、黄金色に輝く水田の間に、北海道新幹線の車両基地が見えてくる。その先に新函館北斗駅(2)。400mを超すと右手に七飯岳が見えてくる(3)(三脚とセルフタイマーで撮影)。myMTBのギヤは前3段×後9段=27段切り替えである。  おおむね前を2に固定し、後ろを2〜4の間で斜度に合わせて調整しながら登り続けることができた。 


 道路の斜面も色づき始めている。今年はどこも紅葉が早そうだ(4)途中写真を撮ったり、休んだりしながら1時間15分を要して、城岱牧場展望台(560m)へ当到着。見晴らしがくっきりして、風もなく非常に快適な陽気だ(5)


  15分ほど休んで、スカイラインを1.3kmほど戻り、七飯岳へ続く牧場への分岐(480m)へ。ここにはゲートがあり「関係者以外立入禁止」と書かれているが、先に登っていると思われる人の車が1台停まっていた。牧場の中の管理道を登って行くと、目指す頂上が見えてくる。この辺りはギヤを前1、後ろ1〜3で登るが、それでもきついところは押して歩いた(6)。やがて、牛が寝そべっているそばを通る(7)


 途中から管理道との分岐から頂上の下へ続く昔の林道跡へと入って行く。はっきりとした踏み跡が続く(8)。。10年前は、石がごろごろした林道といった感じで、とてもMTBで乗って登れる状態ではなかった。自分も今年の夏に札幌から来たsaijyoご夫妻とここを歩いているが、その時より踏み跡がはっきりしていた。結構多くの人が歩いているようだ。この道は意外と乗ったまま登れる所が多かった。
 やがて、頂上へ続く直下の急な踏み跡へ入る。これまたびっくりするほど快適な道になっていた。ここは急なのでさすがに押して登った(9)


 MTB登山は、担ぎ上げてでも頂上までMTBを上げるのが流儀?らしい。ようやくくっきりと見える駒ケ岳をバックにカメラに収めることができた(10)
 MTB登山のベテランのも〜さんは、良く頂上でMTBを頭上に上げて写真に収まっているので、その真似をしてみた(11)先行者がいたら恥ずかくてできなかったが、岩場の方へでも行っているらしく、独り占めだった。


 考えてみたら、秋にこの山に登ったのは初めてである。紅葉をバックのくっきりとした駒ケ岳も新鮮である(12)。 横津岳の山肌も雲の影で覆われていたが、かなり紅葉が進んでいるようだ(13)来週にでも、今度はやはりMTBで横津岳に登ってみようと思う。


 無風で、ポカポカしてとても気持ちが良い。函館方面を眺めながら(14)おにぎりを頬張り30分ほど休憩してダウンヒルの下山を開始。
 踏み跡の部分は、ゆっくりブレーキをかけながら慎重に下る。ダートの管理道路では平野へ向かって下る後姿を三脚とセルフタイマーで撮影して遊ぶ(5)
 スカイラインへ出たら、ブレーキをほとんど掛けることなく、快適なダウンヒルを楽しんだ。登りで1時間ほど要したところを10分ほどで下ってしまった。帰りに、毎年一度は行く大中山の松本農園でプルーンとリンゴを買って帰った。
 
 それほど疲れもなく、楽しいMTB登山だった。自転車やMTBはクロカンスキーのトレーニングに最適なはず。スケートの選手が自転車競技でも良い成績を残しているのが何よりの証拠だ。雪が降るまでは、当分、MTBで遊ぼうと思っている。


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