七飯岳(779m)B  城岱スカイラインルート  MTB登山 5名  04,12,11
02,12,07のMTB登山
04,03,14の山スキー登山

私の2年前のMTB登山の記録を見たトライアスリートの誘いに乗って、途中までMTBで登り、作業道から雪山登山で頂上を目指しました。

8:30 自宅発
登山
地点
下山
9:00
9:30
10:10
11:00
花の湯駐車場
城岱スカイラインゲート
作業道分岐(MTBデポ)
頂上
12:30
12:05
11:50
11:10
[2:00]所要時間[1:20]
12:35 花の湯(入浴)
13:30 帰宅

GPSトラックログ(60kb)
私が会長を仰せつかっているクロカンスキークラブ・XC−KID'Sの母体となっている函館トライアスロンクラブのメンバーから、私の2年前の七飯岳MTB登山と同じコースを辿りたいとの申し出があり、お付き合いする。私以外はトライアスリートばかり合計5名の山行となる。山の上の方は雪で覆われているので、行けるところまでMTBで行き、その後は歩きでの登山という計画である。

 9:00、桔梗町の温泉・花の湯の駐車場に集合し、MTBに乗り換えて出発する(1)。北側が黒い雪雲で覆われているが、目指す七飯岳は見えている。しかし、気温は2℃という自転車で走って歩く気温ではない。しかし、迷うことなく、高速道路沿いに七飯の城岱スカイラインの入口を目指す。右手に目指す七飯岳が見えている(2)。

 わずか30分で、11/18で閉鎖されている城岱スカイラインのゲートに到着。寒いのに、たっぷり汗をかいている。上下のウインドーブレーカーを脱いで、よりきつい登りに備える。ほかのメンバーはつねに200kmものロード練習をしている強者ばかりである。自分は汗だくになり、必死でペダルを漕いで付いていく。表面に白くなった七飯岳の斜面が見えている(3)。

 標高450mほどまで上がると、昨日の雨で溶けた雪が凍っている部分が出てくる。危険なので、MTBを押して通過する。ゲートから40分ほどで、七飯岳への斜面に広がる城岱牧場の作業道分岐に到着する。

 2年前は、頂上の直ぐ下までMTBで登ることができたが、今回は無理なので、その分岐の直ぐ上にMTBをデポし、徒歩で登ることにする(4)。再び、ウインドーブレーカーの上下を着て作業道を進む。道路の雪の上に昨日の雨の前のものと思われる熊の足跡がずっと続いているが、人数も多いので構わず登っていく。

 上へ行くに従って、雪が深くなり、吹雪状態になってくる(5)。とき折り下から雪が吹き上げてくる状況で、一人なら引き返したくなるところである。しかも、自分は、足首に雪が入ってもいいように渓流歩き用のネオプレーンの靴下カバーを履いているので冷たくないが、登山靴を履いているFuさん以外は足首に雪が入ってが冷たいはずである。しかし、強者揃いはそんなことは気にもせずスニーカーで雪を漕いでいく。

 途中で雪の深い作業道をショートカットして牧場の斜面を登り、歩き始めて50分で何も見えない頂上へ到着する(6)。頂上標識が新しくなっている。

 しばらくすると、大沼の方や函館の方が雪雲の下に微かに見えるようになる。それらを眺めながら、10分ほどで下山する。

歩きの下りでも、氷の上に雪が被っているので、滑って転倒する人もいたが、怪我もなく、ホッとする。
 
 いよいよ楽しみなMTBでの下りであるが、手や体がどんどん冷えていく。わずか10分ほどでゲートまで下りる。ポットに入れてきた熱い紅茶を飲んでもらい、あとは、高速道路の側の道をゴールである花の湯を目指す。

 来年は、スカイラインが閉鎖されて直ぐのもっと暖かいときに再挑戦しようと約束し、駐車場で解散する。冷えた体を温泉で温め、帰路に就く。


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