利尻・礼文花巡り旅紀行    妻同行  07,6,04〜08

レブンアツモリソウ狙いに焦点を合わせて、カミさん孝行も兼ねてそれぞれ民宿泊2泊3日の花巡り観光を楽しむ 

沓形岬から望む利尻山

街中に栽培されているリシリヒナゲシ
○プロローグ
 
 アイヌ語の「リイシリ」(高い山の島)が語源の利尻島と、同じく「レブンシリ」(沖の島)が語源の礼文島は、それぞれ稚内の西方の海上に浮かぶ島である。

 以前、利尻島にも礼文島にも利尻山(11年前)と礼文岳(9年前)登山目的で訪れただけで、ゆっくりと離島観光をすることができなかった。

 そこで、今回は、レブンアツモリソウの見頃のこの時期に妻同伴で再訪した。それぞれ1泊ずつではあるが民宿に泊まって、海鮮料理も楽しみ、効率よく観光するために、半日の観光バスも利用した。

 利尻の一番の目的であった利尻山再訪登山は悪天候で叶わず、前日の姫沼とオタドマリ沼からの山も頂上部分に雲を被ったままだったのが残念である。しかし、前回の登山で見逃したリシリヒナゲシの栽培物が街中のあちこちに咲いているのがうれしかった。

 礼文は、美しい海と奇岩と花の島である。前回に比べて花畑を彩るような派手な花はまだ少なかったが、念願のレブンアツモリソウ以外にも思ったより多くの花を楽しむことができた。



沖縄の海を思わせる美しい海の澄海岬(スカイ岬)

絶滅寸前から蘇ったレブンアツモリソウ

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日程
行     程
宿泊場所
6/3函館〜札幌〜北竜町道の駅「サン・フラワー北竜」
6/4北竜町〜幌加内町<三頭山登山>〜豊富サロベツ原野〜稚内稚内フェリーターミナル
6/5稚内〜利尻島<観光バス〜沓形市街地散策>民宿えびす荘
6/6 利尻山登山中止〜<見返台園地途中までの散策>
礼文島へ〜<桃岩展望台コース〜猫台・桃台散策>
民宿知床
6/7早朝花散策〜<観光バス〜香深井付近散策>〜稚内へノシャップ岬駐車場
6/8稚内〜幌延下サロベツ原野〜留萌〜函館
 
○6/3(日)<晴れ>
 13:00に函館を出発して、札幌経由で空知街道を北上し、20:30、温泉併設の北竜町の道の駅「サン・フラワー北竜」到着。温泉に入って、直ぐに車中泊。

○6/4(月)<快晴>
 5:00起床、いつものパターンで無洗米のご飯を炊き、朝食を摂る。残りでおにぎりを作って、6:40出発。幌加内まで北上し、三頭山再訪登山。真夏のようなドピーカンの天候に恵まれて、熊との出会いのおまけ付きで9年前のガス中登山のリベンジ再が叶った。
下山後、稚内フェリーターミナルへ向かう途中、豊富町のサロベツ原野ビジターセンターに寄り、遊歩道を30分ほどで一周(1)一番の見頃のエゾカンゾウにはまだ早く、花は、ヒメシャクナゲ、ホロムイツツジ、ショウジョウバカマカマ、綿毛になりかかったワタスゲなどが目につく程度だった。その後、兜沼にも寄る(2)

 その後、稚内温泉・童夢を目指したが、生憎定休日。ノシャップ岬に沈む夕陽を見て(3,4)稚内市街地へ。探し当てた銭湯も2軒が休み。3軒目でようやく汗を流すことができた。夕食のラーメンを食べて、フェリーターミナルに落ち着いたのが21時。
 
翌日の「利尻島一周観光」へつづく

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