戦前は樺太への定期航路発着場のシンボルだった稚内港北防波堤ドーム (1)を眺めながら、6:30発の鴛泊行きのフェリーに乗る(2)。 観光客で溢れているのにはビックリした。1時間50分の船旅で、利尻島へ上陸。 |
利尻山は海上からはすっきりと見えていたが(3)、着いた頃には、頂上に雲がかかり始める。 フェリーターミナルから、島一周の観光バスに乗る。まずは、姫沼へ。湖面に映る利尻山が売りなのだが、雲に覆われた頂上と湖面のさざ波が残念(4)。 一周できる遊歩道を花を見ながら散策する。オオバナノエンレイソウ、クルマバツクバネソウ、ショウジョウバカマ、ザゼンソウなどが咲いていた。 |
次が利尻富士町郷土博物館、そして、銘菓「白い恋人」のケースの写真になっている利尻山の撮影スポットのオタドマリ沼へ(5)。 今回の旅のちょっと前まで、あの「白い恋人」のケースの写真はヨーロッパアルプスの山だとばかり思っていた。それだけに、頂上部分が見えないのが、残念! 売店の前の花壇に、利尻山山頂付近でしか目に出来ない利尻島の固有種・リシリヒナゲシの栽培ものが咲いている(6)。 |
さらに、海岸の奇岩と花の仙法志御崎公園へ(7)。ここでは、海岸にある袋溜まりと言われるウニの生け簀を見学(8)。 刻々と姿を変える利尻山を眺めながら、最後は、沓形岬公園へ。ここまで来たら、頂上の雲がとれて、すっきりとした姿をようやく見せる。 ここでは、海岸の遊歩道沿いに咲くクロユリ、チシマフウロ、イワベンケイ、一輪だけ咲くエゾカンゾウなどを楽しむ。リシリヒナゲシの種も売っていたので買い求めたが、無事咲かせることができるか? ここで、泊まる民宿の関係で下車。 |
民宿えびす荘にチェックイン後、昼飯と散策へ。街中のあちこちにリシリヒナゲシの栽培ものを目にできる。また、午前中は見えなかった荒々しい仙法志稜と頂上もはっきりと望まれる(9)。 レギュラーガソリンがリッター174円という価格に驚く。狭い街なので時間を持て余して、部屋へ戻り、ビールを飲み、モブログを打つ。夕食前に、最近掘り当てたという町営ホテル利尻の町営触れあいセンターの温泉に入る。 楽しみな海のもの一色の夕食も終えて(10)、明日の利尻山登山に備えて早めに就寝予定だが、天気が明日から崩れるらしい。さて、どうなるか? |