目国内岳(1202m)D
 <新見峠コース>   単独、 08,9,10
山スキーでは3回登ったが、夏山は一人歩きの山を始めた16年前以来の再訪

10:30 シャクナゲ岳から下山
登山地  点下山
10:40
11:05
11:45
12:00
新見峠
前目国内岳
8合目
頂 上
13:50
13:25
12:55
12:30
[1:20]所要時間[1:20]
14:00 新見温泉ホテル(入浴)
17:30 帰宅
頂上に岩の塊を積み重ねたこの山は、ニセコ界隈からはどこからでも目に付く。昔から山スキーのメッカとして有名で、自分も過去3度頂上からの滑りを楽しんでいるし、前目国内岳にもスキーで登っている。

  今回は、ニセコ連峰の縦走路で唯一繋がっていなかった白樺山〜シャクナゲ岳間を繋ぎ、下山後、同じ新見峠から16年振りの夏山再訪となった。16年前のときは、一人歩きの山を始めたばかりなのに、パンケメクンナイ湿原を通り、岩内岳まで縦走して戻ってきている。

 靴を長靴からトレイルラン用の靴に履き替えるために駐車場へ戻ると、函館ナンバーのご夫婦に会う。こちらの顔を見て、「もしかしたら坂口さんではないですか?いつもホームページを拝見しています。」とご挨拶をいただく。大沼湖畔に4年前に本州から移住して来たというOさんという方であった。昨日に引き続き、連続して拙サイトの愛読者に会う。それも、こちらが名乗りもしないのに、顔を見ての挨拶にビックリ。サイトに顔写真は何度もアップしてはいるが、なかなか分からないのが普通なのに・・・・?

 そんな感激をいただき、先にスタートする。きれいに刈り払われた一級国道並みの快適な道を登っていく(1)この山は、距離的にも、登山道の状況等も初心者に最適の山かも知れない。

 25分で、前目国岳に到着。その先の尾根にずっと登山道と頂上が見渡せる(2)コルまで下っていくと、2匹の犬を連れたご夫婦に追い付く。この犬、人を見ると吠えるのが気にくわない。今まで何度か犬を連れた人と一緒に登ったり、会ったりしたが、吠えられたのは初めてである。しかも、リード線で繋がれていないので、ときどき後を付いてきてじゃれついてビックリさせられる。このような犬はリード線で繋いで歩いて欲しいものだ。


 
 
  1時間15分で、岩塊が積み重なった頂上下へ到着(3)。その岩の間を潜ったり、よじ登ったりして頂上へ。

 ニセコ連峰の重なりに先ほどのシャクナゲ岳が加わた好きな光景だ(4)。南側には色づき始めた急斜面の下に台地湿原が、その向こうに蘭越平野が広がる(5)

 西側には、ゆったりとした雷電山(6)、その北側には岩内岳と岩内湾と積丹半島の山々(7)。パンケメクンナイ湿原は、西尾根の陰で見えないのが残念。

 昼食を摂りながら、30分ほど休み、下山開始。パンケメクンナイ湿原を上から眺められればと思い、岩内岳への縦走路を5分ほど下ってみたが、見えないので諦めて戻ることに・・・帰宅後、前回の時の湿原の写真がないことに気付き、もう少し、頑張って見えるところまで歩けば良かったと後悔。
 戻るときに頂上を見上げると、Oさんご夫妻が到着したところだった。大きな声でお別れの挨拶をして下り始める。岩の陰に真っ赤な実をたくさん発見。よく見たらイワツツジの実だった(8)そこへ、犬連れのご夫婦が上がってくる。犬に向かって「吠えるんでないよ」と叱っている。今度は吠えることはなかったが、ご主人に「すみません」と謝られる。このほかに、午後からなのに二人が登ってきた。 新見温泉の新見温泉ホテルで入浴して帰路に就く。

92,7,29の夏山「目国内岳〜岩内岳」へ
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03,12,28の前目国内スキー登山


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