かみふらの岳(1898m)B〜三峰山(1866m)B〜富良野岳(1912.2m)E
 十勝岳温泉コース  単独  19,7,20

D16,7,16の「原始ヶ原コースから」 
  C15,5,03の「残雪期の原始ヶ原コースから」
B08,7,17「十勝岳温泉〜富良野岳〜上ホロカメットク山」
A07,9,23「原始ヶ原コースから」
 @93,7,25の「富良野岳〜美瑛岳縦走」
 花見狙いで十勝岳温泉からかみふらの岳〜三峰山〜富良野岳と回ったが、稜線は濃いガスの中だった
5:00 旭川道の駅発
登山
地点
下山
 7:00
 7:45
 8:55
 9:30
10:45
十勝岳温泉
分岐
かみふらの岳
三峰山
富良野岳
13:00
12:10
----
----
10:55
[3:45]
所要時間
[2:05]

13:15 上ホロ荘 (入浴)
20:00 美瑛道の駅(泊)



 富良野岳は花の百名山にも選ばれている山で、三峰山経由の上ホロカメットク山までの稜線はいろいろな花を楽しめるコースで、十勝岳温泉を起点にぐるっと循環縦走ができる。
 旭川の道の駅で雨上がりの朝を迎える。雨の心配はなさそうだが、雲は低い。もし登れたら、富良野岳をメインに、これまでとは逆回りで、かみふらの岳から三峰山を経由して周回するつもりだった。

 ダメでも、登山口の十勝岳温泉の上ホロ荘は、7:00から入浴も休憩もできるので、そこで1日過ごしても良いと思い、そちらへ向かう。途中雨に降られたが、向かっているうちに雲が切れて、山肌も見えるようになった。
 稜線のガスが晴れることを期待してスタートしたが、結局最後まで1600m以上は、濃いガスに覆われたままだった。それでも、風もなく、多くの花を見ることができた。また、土曜日なので、登山者も非常に多かった。


7:00、雨上がりの十勝岳温泉駐車場スタート

まずは安政火口分岐へ向かう

登山道沿いに咲いていたミヤマリンドウ

安政火口分岐から少し登って火口壁を眺める


○かみふらの岳(1898m)へ


上ホロ分岐からかみふらの岳へ

ウコンウツギの花のアップ

このコースは、富良野岳へのコースより非常に急である。
 

エゾノツガザクラ、エゾコザクラ、ミヤマキンバイなどの花畑

1600mを越えると濃いガスの中に入る。火口壁の尾根を登る

霧が舞うような濃いガスなので、上下カッパを着た。


イワイゲ

8:55、かみふらの岳へ到着

天気が良ければ上ホロカメットク山へも寄るつもりだったが、そのまま三峰山へ向かった。

○三峰山(1866m)へ
 

何も見えないガレ場の稜線を進む

徐々に花が多くなってくる。東斜面を覆うチングルマ

エゾツツジとマルバシモツケ

9:30、三峰山を通過


○富良野岳(1912m)へ

三峰山を越えると、縦走者が多くなる。全部で10名ほどと出会った。
 

アキノキリンソウ(コガネギク)

イワブクロ(タルマイソウ)

道の両側に広がるチングルマ

チシマフウロ

 

ウサギギクとヨツバシオガマ

下山口分岐のヨツバシオガマ

26年ぶりに目にできた1株だけのエゾルリソウ

コイワカガミ

アズマギク

コマクサ

ミヤマオグルマとホソバイワベンケイ

斜面を覆うエゾノハクサンイチゲ

10:45、賑わう富良野岳頂上に到着

1600mまで下るとガスから抜け、下界が広がる




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