白樺山(950m)A〜シャクナゲ岳(1074m)C
 <新見峠コース>   単独、 08,9,10
ニセコ連峰の縦走路で、唯一繋がっていなかった白樺山〜シャクナゲ沼の間を歩く

5:00 道の駅・京極
6:20 新見峠
登山地  点下山
6:30
7:05
8:05
8:20
新見峠
白樺山
シャクナゲ沼
シャクナゲ岳
10:30
10:10
 8:55
 8:45
[1:50]所要時間[1:45]
目国内岳へ
今回は、ニセコ連峰の縦走路で唯一歩いたことのなかった白樺山とシャクナゲ沼間を繋ぐためにこの新見峠から両山に向かう。これで、ニセコアンヌプリの鏡沼コースから雷電山の朝日温泉までの縦走路が繋がったことになる。

 前日の羊蹄山に引き続き、今日も全道一円快晴マークが並ぶ。朝、京極の道の駅で目が覚めたら、放射冷却で外気温が7℃だった。新見峠へ向かう途中の大谷地が、朝霧で覆われ、朝日を浴びている情景をカメラに収める(1)

  先に白樺山〜シャクナゲ岳に登り、その後、目国内岳に登るつもりだが、新見峠の駐車場で、それとは逆に先に目国内岳に登るという旭川ナンバーの男性と会う。
 白樺山は9年ぶりの再訪となる。幅広く刈り払われた道を進む。この山の由来にもなっているダケカンバ帯を抜けると、目の前に、白樺山とシャクナゲ岳が見える。予想では両山はもっと近いと思っていたが、かなり遠い感じである。しかもアップダウンもありそうだ(2)

  白樺山は1000mに満たない山だが、南面はペンケ目国内川の源頭が突き上げていて、岩崖を擁している(3)
 

わずか35分で白樺山に到着。北側に、岩内湾と岩内平野、そして、積丹半島の山並みが見える(4)

 この先が未知の道である。隣の931ポコを越え、笹藪の平坦な道を登っていく。やがて、方向を南に変え991ポコを越える。さらに方向を東に変え、シャクナゲ沼の北側の1040ポコへの尾根を登っていく。この辺りから大きな露岩の道となって歩きづらい。

 1040ポコへ登り詰めると、南側にシャクナゲ沼を挟んだシャクナゲ岳が見える(5)さらにシャクナゲ沼の湖畔まで下る。この沼は3度目だが、これで、ニセコ連峰の全ての縦走路が繋がったことになる。白樺山から1時間も掛かった。


 湖畔から沼の奧の谷間に頭を見せる目国内岳の眺めは何度も見ても好きな光景だ。特に今日は青空を映す湖面の青さがその魅力を一層引き立てている(6)

 最後のシャクナゲ岳への登りに就く。ここは、距離にしてわずか200mなのだが、標高差70mの大きな露岩をよじ登る感じの急登である。未だかつて一度も休まないで登ったことがない。

 頂上からは、お馴染みのチセ〜ニト〜アンヌプリ〜羊蹄の重なりが(7)、振り返ると、1時間前に通過した白樺山とその向こうに、この後に登る予定の目国内岳と過去に2度歩いたことのある北に連なる岩内岳までの稜線が優雅に望まれる(8)


 登山口まであと10分ほどのところで、朝、駐車場で会った目国内岳に先に登った男性と出会う。「目国内岳より、こちらの方が遠い上にアップダウンもきついですよ。行きも帰りも時間が違わないです。」と教えて別れる。

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92,7,29の長沼コースピストンの「シャクナゲ岳」へ 05,8,06の「ニトヌプリ〜チセヌプリ〜シャクナゲ岳」へ
02,12,23の山スキーでの「シャクナゲ岳」へ



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