礼文岳(490m)A
[内路コース] 単独 15.7.18
96,6,27の「内路コース」

17ぶりの再訪となったが、多くの登山者におどろき、少しの花も楽しむことができた

10:45 香深フェリーターミナル発
 (路線バス)
登下山
地 点
 11:15
 12:05
 12:50
 13:15
内路登山口
2km地点
400ピーク
頂 上
15:20
14:40
14:00
13:50
[2:00]
所要時間
[1:30]

ほかの登山者を迎えに来た民宿の車
に便乗
16:00 礼文島温泉・うすゆきの湯
(入浴)
17:00 夕食
17:50 香深発
19:45 稚内着
稚内道の駅(車中泊)

                           
 礼文島は、北海道の北部、稚内の西方60キロメートルの日本海上に位置 する島。地名語源はアイヌ語のレプン・シリ(沖の島)。


 礼文岳は17年前に登ったきり。今回の利尻山と礼文岳で、『改訂北海道百名山』(山と渓谷社)は、全て2回以上登ることになる。せっかくの機会なのでに再訪することにした。
 フェリーから下りてバスに乗り、内路の登山口をスタート(1)同じバスから降りた4人グループが相前後して登る。高台に上がったら、すぐ下に内路漁港が見える(2)
  帰りのバスまで5時間以上もあるので、4km の緩やかなコースをのんびり登る。


 きれいに刈り払われた快適な道が続く(3)。途中から礼文岳の頂上が見える(4)
 ところどころぬかるんでいるところはあるが、緩やかな道である。ダケカンバやトドマツ林の中を進んで行く。
 

 1時間弱で、距離の中間地点2km地点に到着(5)350mを越えるとハイマツ帯となる。さすが最北の山である。
 途中ちらっと頂上や利尻山が見えるが、400ポコの上に上がったら、目指す頂上が見える。頂上に人の姿も見えるが、ハイマツの中の登山道を登っている人や下って来る人の姿も見える(6) 
 

 前回は、まったく花のない山だと思っていたが、頂上の下にレブンシオガマ(7)、カラフトイチヤクソウ(8)が咲いていた。さらに頂上ではハマナスが迎えてくれた(9)


 登りで下って来る10人ほどと出会っただけでも驚いていたのに、一等三角点が設置された頂上へ着いたら20名ほどで大賑わいだった(10)。賑やかなおばちゃんの大阪弁などが飛び交い、ほとんどが昨日利尻山とセットで登っている本州の登山者が多いようだ。
 この頂上から眺める利尻山は頭が尖って、裾野が広く、端正な姿である(11) 


 島の北側は湾が出入りしているが、2年前に歩いた8時間コースの遊歩道が見えた(12)。頂上には、ムカゴトラノオが密生していた(13)

 下山してバスの時刻まで1時間半以上もあったが、途中で一緒になった三重県からのグループが、迎えの宿の車に頼んで乗せてくれた。宿に着いたら、一昨年泊まった宿だった。ちょっと大きな顔で好意に甘えることができた。
 お陰で、フェリーの時刻までに、諦めていた温泉と夕食にありつくことができた。

利尻・礼文花巡り旅紀行(07,6,4〜8)   礼文島トレッキング(8時間コース+礼文林道)(13,7,3)


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