袴腰岳(1108m) 笹刈り登山  <新中野ダム・アメダスコース> 5名  05,9,05&9,12
96,10,26の「袴腰岳」(新中野ダムコース)   97,11,13の「横津岳〜袴腰岳」
00,6,11の「横津岳〜袴腰岳」    02,10,26「HYMLオフミ登山(横津岳〜袴腰岳)」
03,9,23「紅葉の横津岳〜袴腰岳」  04,3,7の山スキーでの「横津岳〜袴腰岳」
04,10,01の「新中野ダムコース」
昨年、本格的に再開削されたアメダスコースの笹刈り整備のお手伝いに、2週連続で参加

函館市内から望む烏帽子岳と袴腰岳(右)

第2登山口を出発

  函館市の最高峰であるこの山のこの新中野ダムコースは、最近車で970m付近まで登れる横津岳経由の巴スカイラインコースを利用する人が増えてあまり利用されなくなり、廃道寸前の悪名高き登山道となっていた。

 それを憂いた七飯町在住の登山愛好家のYaさん(私の20代の頃の職場の山の師匠)とWaさん(熊石の白水岳や冷水岳の登山道開削者の一人)が中心となって、昨年の7月から9月に掛けて10日間ほど機械を持ち込み、笹の刈り払いと標識などの整備をしてみごとな登山道に蘇った(04,10,01のページ参照)。

  その登山道を今年も整備しようと、春から数回に分けて、Yaさんを中心に数人で鎌を片手にして、登山口から徐々に刈り払い作業をしてきた。今回はもっとも笹の濃い通称・三角山(889mピーク)から頂上間を2回に分けて行う予定である。以前から誘われてはいたが、なかなかタイミングが合わずに、ようやく参加することができた。今回の2日間のメンバーは7/20に徳舜瞥岳〜ホロホロ山で同行した5名である。

KoさんとIさん

YaさんとKuさん

 左手で鎌を振る私

 9/05は、第2登山口から三角山まで登り、そこから合併前の南茅部町との境界線尾根(1010m)あたりまでの間の笹刈りである。私は完治していない右肩の腱板損傷のために、左手でも振りながら刈ることのできる柄の長さが70cmほどの刈払用鎌を用意して参加した。

 昨年の10/1の登山から約1年が経過していたが、踏み跡ははっきりしているものの、笹が両側から迫ってきて被っているところもあった。この日は1000m付近で打ち上げた。


きれいになった登山道を後にする
 一週間後の9/12は頂上まで繋げることができたが、あいにくのガス中の作業で、尾根上に続く頂上斜面の刈り払い後の登山道を写真に収めることができなかったのが残念であった。
 
 途中に咲いている花を残しながらの作業に心がける。特に頂上が近くなると、登山道に次々とエゾオヤマリンドウが咲いているので、その周りをきれいに刈ることも楽しいひとときであった。

 また、道南の植物研究の第一人者であるKuさんも同行しているために、作業を終えての下山途中で、いろいろ花のことを教えてもらった。


成就感と満足感に満ちた顔・・・・頂上にて
(左からYaさん、Koさん、Iさん、Kuさん

天候がよければこのように見えたはず(昨年の10/01撮影)

 下山後、第2登山口から車でアメダス登山口へ移動し、その登山口の周りもきれいに刈り払って、今年の作業を打ち上げとする。

周りをきれいに刈られたエゾオヤマリンドウ

アキノギンリョウソウ

サラシナショウマ

アメダス登山口の刈り払い












 

 













 


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