雪倉岳(2611m)(二百名山)〜朝日岳(22418m)(三百名山)  <新潟県/富山県>  08,7,29  
 
●稜線〜五輪尾根コース 
登下山
地点
 5:00
 5:10
 5:35
 6:50
 7:40
 9:30
10:50
13:25
14:15
16:40 
白馬山荘
白馬岳
三国境
雪倉岳避難小屋
雪倉岳
白馬水平道分岐
朝日岳
花園三角点
白高地沢
蓮華温泉
[11:40]
所要時間
蓮華温泉(入浴)
道の駅・白馬(車中泊)

2日前の白馬岳への登山道から望む雪倉岳

2日前の白馬岳への登山道から望む朝日岳

・天候は回復傾向との予報に期待して、ガスと強風の5時、停滞素泊まり連泊となった白馬山荘を出る。普通は朝日山荘のテン場に一泊して蓮華温泉に下りるのだが、悪天候でもあり、夕方までに下りれそうなので、一気に下山する計画に挑戦。

・白馬岳を越えて、三国嶺まで来たら雨も降ってくる。朝日岳に到着するまで、ずっと横殴りの雨と視界20mほどの最悪の世界。雪倉岳も頂上標石の写真を撮って、すぐ通過。目に入るのは道端の花のみ。確かに高山植物の宝庫といわれる稜線だけに、花の種類は非常に多い。しかし、ゆっくり鑑賞するような気分にならない。それでも北海道で見られないものはカメラに収めたつもり・・・。

・朝日岳に着いたのが10:50。その頃から雨は上がったが、ガスと強風は相変わらず。写真を撮っただけで、直ぐに下山。ここから蓮華温泉までの道は、距離も長いが、雨上がりということもあり、湿原や泥んこ、雪渓、増水気味の沢の渡渉などの多い荒れた道で、非常に歩きづらい。救いは、湿原の花のみ。おまけに瀬戸川の橋からゴールまでの標高差300mの登り返しが拷問状態。

・結局、朝日岳からの下りだけで6時間を要し、トータルで12時間弱の強行軍となった。一度も使わなかったテント類はただ重いだけの鍛錬用具でしかなかった。下山後もとうとう雪倉と朝日は姿を現さなかった。縦走装備での12時間行動は過去に二回あるだけ。さすがに疲れた。

・重い足を引きずって蓮華温泉で3日分の汚れと疲れを流す。明日はスキー場のゴンドラ利用の一泊2日で唐松岳〜五竜岳の予定なので、道の駅白馬に落ち着く。それにしても疲れが大きい。

黒御影石の立派な雪倉岳の頂上標識

ガスの中の朝日岳頂上

ウルップソウ

タカネバラの群生

ミネウスユキソウ

ニッコウキスゲ

色とりどりの花々

花園三角点手前の湿原から白馬岳への稜線が見えた

白高地沢に架かる鉄パイプで造られた橋

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