農鳥岳<のうとりやま>(3051m)(日本二百名山) <長野県/静岡県> 09,7,24  
●農鳥小屋から奈良田へ
 <単独>
登下山地点
 8:40
10:00
10:10
10:35
12:40
14:55
15:20
16:05
農鳥小屋テン場
農鳥岳着
 〃  発
大門沢下降地点
大門沢小屋
吊り橋
作業道
奈良田駐車場
[7:20]
所要時間
16:30 奈良田の里温泉(入浴)
20:30 道の駅「とみざわ」(泊)

大門沢下降地点から農鳥岳を振り返る

ようやくガスが取れた農鳥岳頂上にて

・2泊3日のいずれも3000m超峰の白根三山と塩見岳ゲットの最後の朝を農鳥小屋のテン場で迎える。夜通し強烈な雨が降り続き、停滞のつもりだった。体もそれを欲しているようなので、のんびりしていたが、朝方には止んでしまい、太陽まで顔を出す。しかし、テントを撤収しようとしたらまた雨・・・そんなことを3回も繰り返し、8:40、ようやく農鳥岳へ向けてスタート。

・農鳥岳は、ニ百名山で、山梨県と長野県の県境の稜線に連なる白根三山の3つ目の山である。この山より高い西農鳥山を越えて、1時間20分で頂上到着。周りの山はほとんどガスで覆われていただけに、頂上からの展望が得られただけでも満足。

・北部最後の3000m峰に見送られて大門沢へ下る。農鳥岳からゴールの奈良田までの標高差は2200m・・・これまで経験のない落差である。大門沢小屋までの急なこと急なこと、そして、長いこと長いこと。さらに、ガイドブックには書かれていない丸太や鉄パイプに細い木の幹を横にしてくくり付けただけの粗末な橋が8ヶ所も・・・しかも、昨夜の雨で激流と化している。高所恐怖症の自分にとって、これほど怖いものはない。今でもよく落ちないで渡ってこれたとザワザワする。おかげで、いつも怖い思いをする最後近くの3本の吊り橋は全然怖くなかった。

・途中で道を見失い、先行の4名と一緒に探したりというハプニングもあったりで、7時間30分で3日振りの愛車と対面。早速、奈良田の里温泉へ。入浴後、ヤマケイから9月号の扇沼山の校正原稿を温泉のファックスへ送ってもらって対応。

・そこで、夕食を摂って直ぐにでも打ち上げたかったが、食堂はすでに営業終了。結局、夕食にあり付けたのは19:30。ボリューム満点のカツ定食に舌鼓を打ったが、運転があるのでビールはお預け。静岡県南部町の道の駅「とみざわ」へ落ち着いたはいいが、暑いのでパンツ一丁で寝た。朝を迎えた今もその格好でブログを打っている。窓の目隠しのお陰・・・。

農鳥小屋テン場手前から望む西農鳥岳への登り

越えなくてはならない西農鳥岳と農鳥岳の間の岩峰

頂上感のなさそうな農鳥岳頂上を望む

農鳥岳より高い西農鳥岳を望む

このような怖い橋が8ヶ所も・・・

3本架かる最初の吊り橋


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