金剛堂山(こんごうどうざん)(1650m)(日本二百名山) <富山県> 09,11,8 |
| 1346ピークから前金剛を見上げる |
前金剛頂上にて |
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・名前からも伺えるように、奈良時代に山岳信仰の修験場として栄えた山とのことだが、岩山でもなく、岩場もない穏やかな山だった。 ・南砺市利賀の栃谷登山口から頂上とされている前金剛を経由し、最高峰の中金剛までピストンした。11/3の残雪がc1300付近で現れ、頂上稜線の道は雪にズボズボ埋まりながら歩いた。しかし、薄曇りにもかかわらず、ずっと半袖のTシャツでも汗を掻くほどの気温だった。 ・前金剛には一等三角点が設置され、御影石の立派な祠、山の記の石碑、巨大な方位盤など賑かだ。山頂一帯は森林限界を越えて広い笹原で、遮るもののない展望がみごと。西には雪化粧した名前通りの白山、東には北アルプスの山々・・・黒い剣岳、どっしりと真っ白な薬師岳、白く尖った槍ヶ岳が印象的。 ・下山後、白木峰を目指して、1時間ほどの移動。 |
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栃谷登山口 |
終わりかけの紅葉の栃谷沿いの道を行く |
5日前の大寒波のときの残雪に覆われた登山道 |
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前金剛頂上の様子 |
最高ピーク中金剛への稜線 |
小さな標識のみの中金剛頂上 |
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白山のズーム? |
この後に登った白木峰(中央)と北アルプス |
翌日登った人形山〜頂上は右ピーク |
白木峰(しらきみね)(1596m)(日本三百名山) <富山県/岐阜県> 09,11,8 |
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金剛堂山から望む林道がくねくねと上がる白木峰 バックは、北アルプス |
立派な頂上標識と方位案内盤の設置された頂上 |
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・山名の由来はブナから来ているらしい。「おわら風の盆」で有名な越中八尾(今は富山市)の山奥の「ニ十一世紀の森キャンプ場」からくねくねとした林道を走って、本来は1300m地点の駐車場まで上がれるはずだったが、道路工事で1140m付近で通行止め。妻は車の中で爆睡。 ・5分ほど林道を歩き、下から続く登山道に取り付く。最初から最後まで急できつい直登尾根で、登りも下りも汗が流れた。ここも山頂一帯はおおらかな草原で、小規模な湿原が広がっていた。北アルプスの展望が近くなり、富山平野の展望が広がる。下山は、白木峰山荘経由でくだった。 ・下山後、道の駅・たいらまで移動して、近くの温泉・ゆ〜楽で夕食も摂って、道の駅に戻る。 |
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登山道途中から頂上方向を見上げる |
山名の由来ともなっているブナ林の尾根 |
頂上の下に建つ白木山荘 |
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のびやかな頂上へ伸びる木道 |
頂上北側に広がる湿原と北アルプスの山々 |
午前中に登った金剛堂山 |