7日目 10/27 <トレッキング4日目> プユパタマルカ(3629m)〜インデパタ遺跡〜ウイナイワイナ〜ウイナイワイナ遺跡
〜インデプンク(太陽の門)〜マチュピチュ遺跡(2460m)〜(バス)〜マチュピチュ村(2200m) |
プユパタマルカ6:30〜7:00プユパタマルカ遺跡〜9:50インデパタ遺跡〜11:10ウイナイワイナ遺跡〜11:35ウイナイワイナ(昼食)13:00〜14:30インティブンク(太陽の門)14:55〜16:00マチュピチュ遺跡〜16:50マチュピチュ村・ホテル
いよいいよ、インカトレイルトレッキングもラストステージとなり、憧れのマチュピチュとの対面が待っている。
テントサイトから氷河を抱いたアルタマイヨ山を眺めて出発の準備をする(1)。毎回、携帯行動食を提供してくれるが、これも今日で最後である(2)。
今日の昼で、キッチンスタッフやポーターともお別れなので、出発前にお別れのセレモニーが行われた(3)。最初にツアー会社の方で用意したチップを、参加者の手からそれぞれ2人ずつに渡す。自分はポーターの一人とサブガイドのお兄さんの方へ渡し、肩を組んで記念撮影に応じた(4)。それが終わったら、向こう側の2人が出てきて、こちらの女性を誘ってダンスをして、別れを惜しんだ(5)。
いよいよ最後のトレッキングスタート。下って行くとまもなく、昨日テントサイトから見えたウユパタカルカ遺跡を通過(6)。上から見ると角張った石垣だったが、下の方は対照的に円形の洒落た石垣になっていた(7)。
これまでは急斜面は石組の階段ばかりだったが、ここは珍しく、岩盤を削った階段になっていた(8)。その先にはらせん状の石段もあった(9)。
後ろから大きな荷物を担いだ我々のポーターが、急な階段をトレイルランもどきで走って下って、追い越して行く(10)。「この人たちをトレイルラン大会に出したらはやいだろうな〜」と言った声も上がる。
やがて、急斜面のインデパタ遺跡とマチュピチュ山が見えてくる。マチュピチュ山の山頂にも神殿らしき遺跡が見える(11)。
やがて、インデパタ遺跡に到着。インデパタとは、「太陽の当る場所」という意味だそうだ。トレイルはその中段を通過していた(12)。
先まで回り込む感じで進んでから、階段を下まで下りた。斜め下から見上げると、石垣の組み方が良く分かる(13)。
41〜43段もあるそうだ。これまでたくさんの遺跡を見て来たが、すべて急斜面ばかりである。ここに、このように石を積み上げる労力に感心する。段々畑が目的なのだろうが、この石垣を作ること自体が目的でなかったのかと思うくらいである。
インデパタ遺跡の下に、昼食場所となるウイワイワイナのテントサイトが見えてくる(14)。ウイワイワイナに到着したが、そこにリュックを置いて、その奥にあるウイワイワイナ遺跡を見に行く。ここも、家の建物や上には催事場と思われる建造物もある。スケールの大きな段々畑の広がるひとつの集落を形成している遺跡の感じだ(15)。
ウイワイワイナへ戻り、キッチンスタッフの作ってくれる最後の昼食をいただく。パン(16)、アスパラのスープ(17)、チキンカレーのようなメインディッシュだった(18)。ここで、キッチンスタッフともお別れとなる。
下って行くと、眼下にウルバンバ渓谷に造られた水力発電所が見え、その右岸に鉄道線路も見える(19)。やがて、最後の急な登りが待っていた。しかし、そこを登り切ると、マチュピチュと対面できると思うと元気が出てくる。
そこを登り切ると、マチュピチュの正門となるインティブンク(太陽の門)に到着(20)。
太陽の門から、マチュピチュを眺める(21)。その先には、マチュピチュ駅からくねくねと斜面を登って来るシャトルバスの道路が見え、その先に何度もこれまで写真で眺めて来たマチュピチュ遺跡が現実のものとなって見えている(22)。
その下のウルバンバ渓谷にマチュピチュ駅が見えるが、その対岸の山の形も凄い(23)。山の斜面をトラバースするように下って、マチュピチュ遺跡の中へと入って行く。
良く写真やポスターで眺める撮影ポイントで記念写真を撮ったが、ワイナピチュ峰にガスが絡んですっきり見えないのが少し残念である(24)。
遺跡見物は明日の予定なので、最も近いルートで遺跡の中を抜けて(25)、シャトルバス乗り場へと下りた(26)。
このマチュピチュ遺跡は、山裾からは遺跡の存在は確認できないことから、しばしば「空中都市」「空中の楼閣」「インカの失われた都市」などと雅称される。一方、遺跡の背後に見える尖った山はワイナ・ピチュ (若い峰)で、標高2720m。山頂には神官の住居跡とみられる遺跡があり、山腹にはマチュ・ピチュの太陽の神殿に対する月の神殿が存在する。
この遺跡には3mずつ上がる段々畑が40段あり、3,000段の階段でつながっている。遺跡の面積は約13平方kmで、石の建物の総数は約200戸が数えられる。
アメリカの探検家ハイラム・ビンガムが、1911年7月24日にこの地域の古いインカ時代の道路を探検していた時、山の上に遺跡を発見した。未だに解明されていない多くの謎がある遺跡でもある。2007年7月、新・世界七不思議の1つに選ばれた。
<今日の道中で目にした花々>
ランの仲間 |
ランの仲間 |
ランの仲間
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葉脈が3本ある面白い形の葉 |
シャトルバスで、マチュピチュ村のホテルへ(27)。まず最初にしたことは、4日ぶりのシャワーだった。夕食は、遅い19:30だったので、すぐ向かいの店で缶ビールを2本買って来て、これも4日ぶりに飲んだ。
その後、ホテルのレストランでのディナー(28)。
夕食時には、さらにビールを注文したのは言うまでもない。前菜、メインディッシュは、4種類から選ぶようんになっていたので、シーザースサラダと豚肉料理を頼んだ(29)。