6日目 10/26 <トレッキング3日目> パカマヨ(3650m)〜ルンクラカイ遺跡〜ルンクラカイ峠(3998m)
            〜サヤクマルカ遺跡〜シャクコーチャ(昼食)〜プユパタマルカ(3629m)(泊)

パカマヨ6:357:35ルンクライ遺跡〜8:40ルンクライ峠〜10:20サヤクマルカ遺跡10:5011:20シャクコーチャ(昼食)12:2014:15プユパタマルカ(テント泊)

 トレッキング3日目のハイライトは、ルンクライ峠(3998m)越えである。その前後に遺跡もあり、楽しみ多いコースでもある。


  朝から曇り空だったが、途中の雨も心配しながら出発(1)
  峠へ向かって、急坂を登って行くと、眼下に泊ったテントサイトのパカマヨが見え、昨日は見えなかった滝の上の山も見えてくる(2)
 

 スタートして1時間で、ルンクライ遺跡に到着(3)。この遺跡は、峠の手前の見張り場所や関所や飛脚(チャスキ)の休憩所であったらしい(4)


 遺跡を過ぎると、峠へ向けて長いトレッカーの列が続いている(5)。峠の手前の窪地には沼が点在していた。この沼はヤナコンチャ湖という名だった(6)


 その反対側の出尾根の根元にも沼があった(7)。そこを過ぎると、まもなくして、ルンクライ峠に到着(8)
 

峠からの下り道を眺める(9)。峠から下り始めるとすぐに岩のトンネルがあった(10)


 やがて、左手に、1913年に発見されたという、サヤクマルカ遺跡が見えてくる(11)サヤクマルカとは、「そびえ立つところにある町」という意味だそうだ。城塞都市としての機能があったと言われている。高台にあるが、さらに上の山の中腹に小さなダム湖を作りそこから水を引いていたと言われている。その樋を渡していたと思われる水路の痕跡も見られた。中に入ってみると、とても精巧な造りになっていた(12)
  

 昼食場所のシャクコーチャへ下って行く途中に、ゴンチャマルカ遺跡もあった。ここは、下から眺めただけで通過(13)。少し登って行くと、昼食場所のシャクコーチャに到着(14)


 昼食は、パン(15)、毎回味も内容も違う美味しい野菜スープ(16)、炒めたようなご飯とカレー状のものと串に刺した鶏肉など(17)毎回非常に美味しいので、消費カロリーより多くしっかり食べてしまう。
 テントの中で、昼食を食べている間に小雨がパラついたが、出発する頃には上がっていた。


 午後からは、2時間ほどの下りだが、ここにも岩の割れ目を利用したトンネルがあった(18)。今までで最も早い14:15に、最後のテントサイトとなるプユパタマルカに到着(19)
 テントに落ち着いたら、再び雨が降って来た。結局連日午後には雨に降られたが、テントの中にいるときに降るという実にタイミングの良い降り方が多かった。ティータイムの最中も降っていたが、終わったら、また雨は上がってくれた。


 眼下に、明日寄ることになっているプユパタマルカ遺跡が見える(20)。テントサイトに野生のリャマが3頭うろついていた。そばに寄ってもまったく逃げるようなことはない(21)


 トレッキング最後の夕食となった。ティータイムや食事のときに1番人気のお茶は、日本では飲むことも持ち込むこともできないコカ茶だった(22)
 メインデッシュは牛肉の炒め物とご飯だが、これまでもこのご飯はパラパラしているので、ほかのおかずと混ぜて食べるようにした方が美味しかった(23)
 最後の晩餐ということでの極め付けは、ここでスポンジケーキから焼いて造ったという直径30cm以上はありそうなケーキ2個。これは、ネパールのトレッキングでも必出て来た(24)

<この日も、非常に多くの珍しい花々を目にすることができた>

スミレの仲間?非常に多く目に付いた

ルピナス

ランの仲間

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