飯豊山(2105m) <新潟県/福島県/山形県> (日本百名山)  08,7,01 
 
●川入コース
 
登山
地点
下山
 4:00
 5:40
 7:00
 8:00
 9:30
 9:45
登山口
横峰小屋跡
三国岳
切合小屋
飯豊山神社
頂 上
15:00
13:45
12:45
11:45
10:40
10:30
[5:45]
所要時間
[4:30]
いいでの湯(入浴)
道の駅・胎内(泊)

草履塚付近から頂上(左奧)と神社ピークを望む

5時間45分で、ようやく頂上へ〜バックは大日岳

・無数とも言える前衛峰といくつかの2000m級峰を擁し、東北では比類なきスケールの山塊を誇る飯豊連峰。その主峰が飯豊山である。古来より信仰で拓かれた山で、新潟県、山形県、福島県に跨がっているが、今日歩いた三国山から細々と稜線伝いに飯豊山を越えて福島県が入り込んでいるのが面白い。飯豊神社が福島県の管轄になっているかららしい。

・この山塊は数日掛けて縦走したいところであるが、今回は福島県側の川入の御沢登山口から日帰りピストンに挑戦した。往復の距離27km、標高差1550m、今回の山旅の中でも最もハードな計画である。まだ薄暗い4:00にスタートした。平日にもかかわらず、下山時、30人以上の人と出会ったが日帰りは誰もいなかった。ただし、私のあとに頂上へ到着した人は、山形県側の大日杉から日帰りで来たとのこと。このコースが最短コースだそうである。

・天候に恵まれ、飯豊連峰の最高峰の大日岳(画像)はもちろん、連峰の山々はすべて見えた。それにしても、大日岳は存在感と風格のある山だ。あの山が三百名山の中に入っていないのが不思議なくらいである。遠望は雲海の上に2000m以上の山の頭だけが見えるだけだった。また、三国岳の登りに掛かる1600m付近から種蒔の1800m付近までの4kmほどは、まさにヒメサユリロードであった。さらに、1900m以上の稜線はお花畑である。花の種類は北海道と同じ花が多いが、ミヤマウスユキソウ(ヒナウスユキソウ)が一面に咲いているのには驚いた。下山後はいいでの湯で疲れを抜いた。

ブナ林の急登が続く

三国岳への岩稜の急登が続く。

岩稜に咲くウラジロコヨウラクとヒメサユリ

三国岳に着くと一気に展望が広がり、大日岳が飛び込んでくる

切合小屋手前から神社ピークを見上げる

登山道に落ちている古銭〜信仰の山の歴史を感じる

飯豊本山小屋と神社の建つ手前ピーク

飯豊山神社

神社ピークから頂上へ〜右奧は北股岳と北へ延びる稜線

<稜線を彩る花々>

オヤマノエンドウ

一面に咲くミヤマウスユキソウ

チングルマ

ハクサンイチゲ

イワウメ

ヨツバシオガマ

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