英彦山(ひこさん)(1200m) <大分県/福岡県> (日本二百名山) 09,5,23 |
|
最高峰の南岳から頂上とされている中岳を望む |
巨大な頂上標識 |
|||||||||||||||||
・福岡県と大分県の県境にある英彦山は、日本三大修験場のひとつで昔から賑わった霊場だった。今でも多くの神社や宿坊やその跡やいろいろな遺物が残っている。北海道では味わえない古い歴史を感じる山である。 ・前夜、山口市の先の道の駅「きららあじす」で夜を明かし、ETC1000円割引利用で九州入り。4年前の九州遠征のときに登り残した英彦山、由布岳、鶴見岳狙いである。まずは、今日の英彦山登山口を目指す。登山口で懐かしい再会が待っていた。8年前まで札幌に住んでいたHYML発足当時の最年少メンバーでアイドル的存在だったKu嬢。今は由布市に住んでいる。駐車場で7:00に待ち合わせる。懐かしい話や近況など30分ほどお喋りし、一緒に英彦山神社奉幣殿まで登り、そこで別れる。 ・奉幣殿を起点に、正面参道を英彦山神社上宮の建つ中岳まで登り、最高峰の南岳〜鬼杉〜大南神社〜梵字岩と回った。正面参道は、ずっと石段が続き、両側にいくつかの神社や様々な遺物が並び、ずっと昔から参詣に登ったであろう多くの人々に想いを馳せる。四国遍路のときの霊場と同じ厳かさを覚える。頂上とされている中岳で朝食を摂り、最高峰て一等三角点の南岳へ。その登り返しの途中から中岳の上に建つ上宮が見える。帰りのコースは一転して鎖場が3ヶ所ほどもあるワイルドな純粋な登山道である。行きと帰りで趣の違う道を満喫できた。樹齢1200年の鬼杉や高い岩壁に刻まれた3つの梵字が印象的だった。 ・下山後、高住神社を見て、湯布院温泉に向かう。途中でKuお勧めの大分名物のだんご汁と手作りのざる豆腐を食べる。どちらも非常に旨かった。 |
|||||||||||||||||||
別所駐車場へ駆けつけてくれたKu嬢と8年ぶりの再会 |
英彦山神社奉幣殿をバックに・・・登山道はここから |
タツナミソウ |
|||||||||||||||||
ずっと石段が続く正面参道 |
中岳頂上に建つ英彦山神社上宮 |
一等三角点と祠が建つ最高峰の南岳 |
|||||||||||||||||
下りコースの鎖場・・・3ヶ所ほど |
樹齢1200年の鬼杉 |
洞窟の中に立つ大南神社 |
|||||||||||||||||
左端と真ん中と右端に3つの梵字が刻まれている |
英彦山神社奉幣殿が見えてくるとゴールが近い |
牛馬の神・高住神社 |