4:30 自宅発
8:00 真狩コース登山口駐車場
登山 | 地 点 | 下山 |
8:45
10:55 |
登山口駐車場
1050地点 |
11:50
11:10 |
[2:10] | 所要時間 | [0:40] |
12:20 真狩温泉(入浴)
17:20 帰宅
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春のGW時期には2度のスキー登山を楽しんでいる羊蹄山ではあるが、厳冬期に深雪滑降を楽しみたい・・・昨年もその機会があったが、天候が悪くて中止・・・たまたま札幌方面のHYML仲間から誘いを受けて、ようやく実現した。
今回は真狩コース・・・集合場所の登山口駐車場を目指す。残念ながら、目指す羊蹄山はその姿を隠したまま・・・
しかし、駐車場まで除雪がされていて、駐車場も広く確保されていた。8:30には全員揃って、8:45出発(1)。
この時期の羊蹄山は、滑ることが目的ならば、せいぜい1200mほどまでで、その上はアイゼン・ピッケルの世界らしい。膝上ほどのラッセル覚悟だったが、先行者(ボーダー)のスノシューのトレースが続いていて、それを辿ったのでラッセルは免れることができた。
10分ほどで、登山口の看板の立つところを通過し、林の中へ入っていく(2)。雪に覆われた針葉樹林が美しい(3)。
下の方は、狭い樹林帯を抜けていく。だいたい夏道を辿っているようだ。高度を上げていくに連れて、雪が激しくなり、ガスが濃くなってくる。
見通しもなく、激しい降雪にみんな黙々と登る。リーダーから「今日は、みんなずいぶんと静かだね〜」とツッコミが入る。
900mを越えると疎林帯となり、美味しそうな斜面が広がる(4)。1000m付近になると、吹雪模様となり、雪面もアイスバーン状となってくる。ラッセルは必要なくなるが、滑りを楽しむことはできない。1050m地点を今日のゴールとする。
風が強く、寒くてしようがない。休むこともしないで、冷たい手を我慢して急いでシールを外す。
全員、準備完了・・・滑り降りる斜面を見つめる(5)。ガス中でよく見えないのでモタモタしていたら、なんと、一番先に滑り出したのは元気の良い女性陣・・・男性陣も慌てて後を追う。
上の方は疎林帯で豪快な滑りを楽しむことができた(6)。徐々に立ち木が煩くなって来るが、そんなことはお構いなしに、みんな、水を得た魚のように喜々と滑る(7〜9)。
リーダーのビデオ撮りもお構いなく、迷子にならないか不安になるくらい、みんなどんどん滑っていく。美味しい斜面が終わる頃の600m付近?で、八雲のBaさんも合流。
やや重の雪ではあったが、久しぶりの自然地形の豪快な深雪滑降を楽しむことができた。これで天候が良かったら最高であったのだが・・・天候の良いときの再チャレンジを胸に真狩温泉へ向かう。その後、他のメンバーが宿泊する手作りの山小屋へお邪魔して、日帰りの自分だけ帰路に就く。 とうとう最後まで山はその姿を見せなかった・・・。