羊蹄山深雪滑降(真狩コース・1050地点)
<真狩コース> 山スキー  9名  2010、1,23
過去の記録は、「羊蹄山の目次」へ
多くの仲間と賑やかに厳冬期初の羊蹄山で深雪滑降を楽しむ

4:30 自宅発
8:00 真狩コース登山口駐車場
登山
地 点
下山
 8:45
10:55
登山口駐車場
1050地点
11:50
11:10
[2:10]
所要時間
[0:40]
12:20 真狩温泉(入浴)
17:20 帰宅

春のGW時期には2度のスキー登山を楽しんでいる羊蹄山ではあるが、厳冬期に深雪滑降を楽しみたい・・・昨年もその機会があったが、天候が悪くて中止・・・たまたま札幌方面のHYML仲間から誘いを受けて、ようやく実現した。

 今回は真狩コース・・・集合場所の登山口駐車場を目指す。残念ながら、目指す羊蹄山はその姿を隠したまま・・・しかし、駐車場まで除雪がされていて、駐車場も広く確保されていた。8:30には全員揃って、8:45出発(1)

 この時期の羊蹄山は、滑ることが目的ならば、せいぜい1200mほどまでで、その上はアイゼン・ピッケルの世界らしい。膝上ほどのラッセル覚悟だったが、先行者(ボーダー)のスノシューのトレースが続いていて、それを辿ったのでラッセルは免れることができた。

 10分ほどで、登山口の看板の立つところを通過し、林の中へ入っていく(2)。雪に覆われた針葉樹林が美しい(3)


 下の方は、狭い樹林帯を抜けていく。だいたい夏道を辿っているようだ。高度を上げていくに連れて、雪が激しくなり、ガスが濃くなってくる。

 見通しもなく、激しい降雪にみんな黙々と登る。リーダーから「今日は、みんなずいぶんと静かだね〜」とツッコミが入る。

 900mを越えると疎林帯となり、美味しそうな斜面が広がる(4)1000m付近になると、吹雪模様となり、雪面もアイスバーン状となってくる。ラッセルは必要なくなるが、滑りを楽しむことはできない。1050m地点を今日のゴールとする。

 風が強く、寒くてしようがない。休むこともしないで、冷たい手を我慢して急いでシールを外す。

 全員、準備完了・・・滑り降りる斜面を見つめる(5)。ガス中でよく見えないのでモタモタしていたら、なんと、一番先に滑り出したのは元気の良い女性陣・・・男性陣も慌てて後を追う。上の方は疎林帯で豪快な滑りを楽しむことができた(6)。徐々に立ち木が煩くなって来るが、そんなことはお構いなしに、みんな、水を得た魚のように喜々と滑る(7〜9)。

  リーダーのビデオ撮りもお構いなく、迷子にならないか不安になるくらい、みんなどんどん滑っていく。美味しい斜面が終わる頃の600m付近?で、八雲のBaさんも合流。

         (私の滑り〜ぐちくん提供)

  やや重の雪ではあったが、久しぶりの自然地形の豪快な深雪滑降を楽しむことができた。これで天候が良かったら最高であったのだが・・・天候の良いときの再チャレンジを胸に真狩温泉へ向かう。その後、他のメンバーが宿泊する手作りの山小屋へお邪魔して、日帰りの自分だけ帰路に就く。 とうとう最後まで山はその姿を見せなかった・・・。

<私の滑りが映っているyoutubeの動画>
http://www.youtube.com/watch?v=O-YIcW-0tuw
一番最初に滑っているのが私
http://www.youtube.com/watch?v=xxji0yRrWOY
後半に映っているのが私の滑り

過去の記録は、「羊蹄山の目次」へ


「北海道山紀行・目次」へ   HOME

inserted by FC2 system