8/23
18:30 清岳荘(泊)
8/24
登り | 地点 | 下り |
5:40
5:55
6:30
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8:00
8:30
8:50 |
清岳荘
旧登山口
下二股
熊見峠
上二股
馬の背
頂 上 |
12:10
11:55
11:25
10:35
9:45
9:25
9:10 |
[3:10] | 所要時間 | [3:00] |
14:00 清里温泉(入浴) |
日本百名山にも選ばれている、斜里川の水源に当たることからの山名で、シャリはアイヌ語のサル(葦の生えた湿原の意)が訛ったとされるこの山は(1)、11年振りの
再訪である。
今回は、3年前に札内JPで出会って以来、ネット上でのお付き合いや3度の同行登山でお世話になっている新しい清岳荘の管理人・熊ぷ〜さんの表敬訪問を兼ねての南斜里岳狙いであったが、結果的には関東に上陸している台風の影響の強風で、斜里岳のみの撤退となった。
前日の夕方、斜里市街地ですき焼きの材料を仕入れて今年オープンしたばかりの清里町営の新しい清岳荘へ向かう。旧清岳荘の1kmほど手前の斜里の町が見下ろせる小高い丘の上に建つ高級別荘かホテルのような鉄筋コンクリート製の山小屋にビックリする。愛犬エルとともに管理人・熊ぷ〜さんの出迎えを受ける。昨年の6月の仁頃山以来の再会である。
宿泊者は私たちだけの滅多にないという貸し切り状態で、心おきなく3人ですき焼きをつつき、ビールとワインに酔う。
翌朝、斜里町の街の灯の右側からオホーツク海の夜明けが訪れる(2)。駐車場には車中泊した男性と、到着したばかりの女性が準備をしている中、
熊ぷ〜さんと愛犬エルに見送られて新登山口となった清岳荘前を出発する(3)。
下り始めると登りの時より風が一段と強くなっている。そんな中、平日だというのに、次々とたくさんの人が登ってくる。下山後、入山届けを見たら、12グループの内10グループが本州の人である。まさに百名山詣での人たちなのであろう。
下山は、上二股から新道コースを辿ることにする。
途中、はっきりとした踏み跡を辿り、滾々と水が湧いている龍神ノ池へ寄る(11)。龍神ノ池から登山道に戻って尾根に乗ると、ハイマツ帯の中を熊見峠までの登りが続く(12)。このコースは下二股のすぐ上まで常に頂上が見えるのが魅力のひとつであろう(13)。しかし、熊見峠から下二股までの、下っても下ってもなかなか着かない長い急な下りが辛い。
ようやく長い急な下りから開放されて下二股に下り立ち、ホッと一息つく。あとは来た一の沢沿いの道を石を伝いながら下り、林道から新しい道を通り、熊ぷ〜さんと愛犬エルに迎えられてゴールイン。
小屋の前の東屋で昼食を摂り、またの再訪を約束して清岳荘をあとにする。帰りは熊ぷ〜さんから教えられた280円の清里温泉で汗を流す。