松倉山(508m)・立象山(95.4m)・坊主山(340.4m) <せたな町>
単独 18.6,17
○松倉山(508m) <登り3分、下り2分>
国道229号の大成区宮野のヨリキ岬から望む松倉山(中央・下山後撮影)(1)。この山は地図上で見ると、頂上まで道路があるようで(2)、数年前の情報では頂上まで車で入れるとのことだった。せたな町大成区宮野の交差点から小川沿いの林道を7.1km走り、分岐からさらに頂上へ繋がる道へ入る。良くNTTの管理道路に見られる標識があったので、旧NTT(電電公社)の管理道路跡と思われる。
林道から分かれて、進んだ旧NTT(電電公社)の道路を進む。3.3kmをそろそろ走ると、頂上直下まで車で入ることができた。なんとか走れたが、もう管理や整備は行われていないので、時間の経過とともに廃道となる運命のようだ。
頂上直下の山を削って造成した広い施設跡地に到着。すでに撤去されていて施設はない。頂上は崖の上(4)。
3分ほどの薮漕ぎで頂上到着。探さなくても見つかった三等三角点(点名・松倉山)(5)。頂上から南側の海岸線(6)とその右側に奥尻島が見えた。
場所的に、昔奥尻島までの旧NTT(電信電話公社)の通信施設があったのではないかと思われる。
○立象山(りっしょうざん)(95.4m)
瀬棚漁港から眺める立象山(1)。山名は、遠くから見ると形成する山(丘)が象に見えることから、「立った象の山」に由来する。 ここは、観光ドライブで一度車で登っているが、そのときは山としての意識がなく、三角点も見ていないので再訪した。また車で登ったが、あとで地図を良く見たら、下から遊歩階段があったので、そちらから登れば良かった(2)。
頂上やその直下には、青少年旅行村のキャンプ場と展望台がある(3)。展望台のすぐ横に移設された?三等三角点(点名・三本杉)があった(4)。
展望台からは、瀬棚漁港と市街地(5)、その右側に、旧瀬棚町(現せたな町)町の象徴である三本杉岩が見えた(6)。
○坊主山(340.4m) <登り10分、下り8分>
この山へ向かう途中の馬場川から眺めた坊主山。いかにもその名前にふさわしい山容だ(1)。瀬棚市街地から馬場川への道路を走り、林道から最短距離を登った(2)。
細い林道へ入る手前にこのような開けた植林地があり、向こうにメップ岳と思われる山が見えた(3)。結果的に、山への取り付きからわずか200mほど手前だったので、ここに車をデポすれば良かった。 無理して、林道の先を進んだ。その林道は両側に側溝があり、車を切り返す所がなく、先へ進んだ(4)。しかし、結局、1kmほどもバックで戻る羽目に・・・ようやく見つけた切り返し地点が、頂上までの最短距離だったので、そこから薮に突入した。
林道から、笹薮に突入したが、その上は、人工林で、薮も薄かった(5)。頂上は、平坦な人工林のトドマツ林の中で、GPSがなければどこが頂上か分からない場所だった(6)。
三等三角点(点名・坊主山)があるはずだが、見つけられなかった。