三角山(311m)〜大倉山(307m)〜奥三角山(354m)  
<山ノ手コース> 2名  ツボ足  16,2,8
14.6,10の三角山
天候に恵まれて、190万都市の市街地を眺めながらの縦走気分を味わった

登山
地 点
下山
8:05
8:35
9:05
9:40
山の手登山口
三角山
大倉山
奥三角山
10:50
----
10:20
10:00
[1:35]
所要時間
[0:50]

12:00 雪まつり雪像見物
18:00 帰宅
 自分も執筆者の一人である『北海道スノーハイキング』に掲載されている、190万都市札幌市街地を眺めながら歩ける「三角山(311m)〜大倉山(307m)〜奥三角山(354m)」(1)(円山球場のフェンス越しに撮影)を田舎おじさんことMaさんの案内で往復し、縦走気分を味わうことができた。なお、夏には三角山だけは一度登っている

 前日の「札幌国際スキーマラソン50km」の翌日だが、素晴らしい天候に恵まれて、札幌の市街地を眺めながらの非常に快適な縦走だった。低山ばかりであるが、急なアップダウンのきついコースだった。しかし、昨日の疲れを感じることなく歩くことができた。また、たくさんの市民が朝から登っていて、スパイク長靴のつぼ足で十分だった。

 ○まずは、三角山へ 
 8:00に山の手登山口で待ち合わせる。Maさんは登山靴に簡易アイゼン、自分はスパイク長靴で出発。このときは車は我々の2台しかなかったが、下山してきたら20台近くに増えていた。一の坂〜九の坂まで続き、頂上へ到着となるが、三の坂から急登が続く(2)昨夜に少し新雪が降ったはずなのに、朝の内に登り下りした足跡がしっかりと続いていて、下山して来る数人にも会った。30分ほどで、三角山に到着(2) 


遠くの方は霞んではいたが、眼下から都心部に掛けての眺望が広がっていた(3)


 この三角山は、一等三角点の山で、点名は琴似山となっている。札幌の測量の基になった山と言うような説明板が立っている(4)

○次の大倉山へ

 5分ほど休んで、東屋の建つ九の坂まで戻り、大倉山を目指す。次のピークのコルまでの急坂を下る(5)

 途中の急なピークの登りからは、手稲山とその麓の平地にびっしりと西区の住宅街が詰まっているのに驚く(6)。途中の急なピークから振り返ると、端正な三角山が見えた(7)
 そのピークを越えて登り返すと大倉山である。
 
 
 少し下って、大倉山ジャンプ台の上へ。夏には、一度リフトで観光がてら登ったことはあるが、冬は初めての眺めである(8)
 この大都市の市街地を目の前に、この高さから滑り下りて、さらに空中を飛んで下まで・・・と思うだけで、ジャンプ選手の凄さを改めて感じる。

○折り返しゴールの奥三角山へ


 次に、奥三角山を目指す。手前のピークを越えるとかなりの急斜面の上に頂上が見える(9)足跡を見ると数名の先行者がいたようだ。
 右手に、二つのピークを持つ百松沢山とその左横に神威岳の山頂部が頭を見せている(10)
 頂上までのものすごい急な直登コースもあるようだが、北西斜面をトラバースするように回り込み、西尾根から頂上を目指すように道が続いていた。


スタートしてから、思ったより早い1時間35分で、単独の先行者に迎えられて奥三角山(別名よこして山)に到着(11)
Maさんからスープをご馳走になる。体が温まり、とても美味しかった。お湯をポットに入れてくるだけで食べられるので、今度から真似を仕様と思う(12)

 
左の三角山から藻岩山までのパノラマ写真を撮る。正面には住宅街の海の島のような円山や右手には宮の森シャンツェも見える(13)


 南には、盤渓スキー場と、その後ろに砥石山を中心とした山塊が見える(14)次の機会には、この辺りの盤渓山〜奥盤渓〜砥石山〜三菱山をぐるっと回りたいと思っている。その奥には、恵庭岳や漁岳も見えていた。

○復路を下山

 素晴らしい好天の下に広がる190万都市の広がりと周りの山々を眺め、大満足で復路に就いた。下りはやはり早い。特に三角山のコルからは頂上をかわして、ジグを切りながら下り、三の坂へ合流するコースを下った(14)
 下りはわずか50分でゴール。お宅での昼食のお誘いを受けたが、そこで別れて、3山が見えそうな円山球場まで行って、フェンス越しにカメラに収めることができた。
 その後、雪まつり会場へ行き、雪像見物をして、帰路に就いた。 


 
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