ピヤシリ山(986.6m)A
 名寄側車道コース  単独 13,6,29
@98,6,28の「下川コース」へ

15年振りの再訪は、名寄側の車道のゲートからわずか2kmの歩きで登頂
               
 2:45  函館発
12:20 ピヤシリスキー場下の林道入口
12:35 ゲート前(山頂まで2km)着
登山 地点下山
12:40
13:15
ゲート前
頂 上   
14:40
13:55
[0:35] 所要時間 [0:35]

15:00 名寄温泉サンピラー(入浴)
18:00 名寄道の駅(泊)

GPSトラックログ

 名寄市の北東に位置し、すぐ近くの九度山のピヤシリスキー場は雪質の良さとサンピラーの観られるスキー場として有名な山である(1)

 15年前の一日違いの6/28に、「北海道百名山」の97山目の山として、下川コースから登っている。しかし、ガス中登山で、途中の御車の滝やピヤシリ湿原や「ヌカライネップの岩」とその根元の花畑などの印象はあるものの、山の姿も分からず、頂上からの展望もない山だった。したがって、昨年、登山道があるという情報をもとに九度山に登るまでは、ピヤシリスキー場はこのピヤシリ山にあるものだと思いこんでいた。

 再訪は、天気の良いときに名寄側からのコースと決めていた。ピヤシリスキー場とその下にある名寄温泉までは舗装道路だったが、その先にはダートの車道が続いていた。


 土曜日でもあり、タケノコ採りの車が多く入っていた。頂上まで車で上がってしまうではないかと不安になったが、幸い、わずか2kmだけだったが、ゲートがあり、そこから歩くことができた(2)。頂上直下には避難小屋が建っていた。この小屋は冬にサンピラーを観る人たちに利用されているらしい(3)。その先に「ピヤシリ山頂へ」という標識があり、ハイマツ帯の中に200mほどの登山道が続いていた(4)
 

 のんびり歩いて35分で3人の先行者に迎えられて頂上到着(5)3人は地元の方で、午前中に、昨年自分も登った九度山へのぼってきたとのこと。すぐ東側には、下川コースからの登山道が見える頂上より標高の高い991m峰(6)ゆっくり落ち着いて、360度の展望を楽しむ。南側には、霞んではっきりとは見えなかったが、雪渓を抱いた大雪連峰も見えた。


 南西側には、名寄盆地を挟んで明日登る予定のピッシリ山を初めとする天塩山地の連なりも見える(6)。北には、やはりまだ雪渓を抱いた函岳が見えた(7)天候にも展望にも恵まれ、登山としては物足りなかったが、15年前の宿題をようやく成し遂げた感じだった。

 下山途中に、ネマガリダケ林の中をちょっと覗いたら、太いタケノコがニョキニョキ・・・旅の最中でなければ、本格的に採りたいところだが、10本ほどで我慢して、夜のみそ汁の具にした。下山後、名寄温泉サンピラーでのんびりし、名寄の道の駅に落ち着いた。


「北海道百名山紀行」へ   HOMEへ

 

inserted by FC2 system