5:30 自宅発
7:50 二股着(雨上がり待ち)
登山 | 地 点 | 下山 |
8:55
10:25 |
尾根取り付き
頂 上 |
11:40
10:40 |
[1:30] | 所要時間 | [1:00] |
12:10 長万部温泉(入浴)
14:40 帰宅
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長万部町二股地区(字名は双葉)の裏に聳える二等三角点の山(点名・二股岳)である(1)。登山道はないが、夏は、最近人気の出てきた犬の巣川を詰めて、強烈なネマガリダケを漕いで登頂されている。
自分も昨夏犬の巣川は遡行したが、初めから登頂は積雪期に残しておいて、滝の連続する核心部を楽しんだだけで戻っている。そのときにも、札幌から2パーティが入っていて、いずれもこの頂上を踏んでいる。結構人気の山になってきている。そんなこともあり、なんとか雪のある内にと、今回のトライとなった。
なお、二股ララジウム温泉でも有名な二股の地名は、長万部川と知来川が合流することに因るらしい。ただし、二股は駅名や郵便局名、地名などには付いているが、この地区の字名や旧学校名、神社名は双葉である。その辺りの歴史的経過も知りたいものである。
函館を出たときに晴れていたが、現地へ着いたら雨が降っている。晴れそうな気配なので、二股駅などを見て、しばらく待つことにした。案の定、1時間ほどしたら晴れてきた。
今は閉校になっている双葉小学校の横から山に向かう二股開拓1号線を入る。双葉神社の横を通り、突き当たりから頂上へ続く北東尾根を登ることにした。地図をみるといくつかのルートが考えられるが、これが最短ルートのようである。
登ってみて分かったのだが、ここから見えるピークは頂上ではなく、標高500m付近の尾根頭であった(2)。
道路の突き当たりが尾根の末端である。木の生えていない広い斜面へと取り付く。ブログへのコメントで判明したのだが、ここはスキー場だったそうだ。確かに理想的な斜面だ(3)。雪は埋まらないので、かんじきをリュックに括り付けて、スパイク長靴で出発。結局すっとツボ足で歩くことができた。
緩やかな快適な尾根が続く(4)。c350〜c400の間は斜度がきつくなり、尾根の左側の斜面では全層雪崩が起きていた(5)。そこを越えると、少し平坦になるが、やがて、このルートで最も急なc400〜c500へ差し掛かる。ここが下から頂上のように見えていた標高500mの尾根頭だ(6)。