高原コースからの初冬の海向山(570m)〜恵山(618m)
7:00 自宅発
8:10 高原コース登山口駐車場
登山 | 地 点 |
8:20
9:10
10:15
11:20
12:15
13:05
13:50 |
登山口
海向山登山道合流
海向山
火口原駐車場
恵山
火口原駐車場
登山口 |
[5:30] | 所要時間 |
1410 恵山福祉センター(入浴)
15:40 帰宅
|
海向山を下山し、恵山へ向かう(セルフタイマー撮影)(1) |
去る11月11日に恵山支所と山仲間有志で、これまで長い間閉鎖されていた
恵山高原コースの整備作業をして、新聞にも掲載された。
その後、雪が降る前に一度このコースから海向山と恵山に登るつもりだったが、天候や日程の関係で叶わなかった。そこで、多少の雪はあるもののほとんど影響がなさそうなので、今日決行した。
この高原コースは、自分が山ののめり込んだときには、すでに閉鎖されていて、ひと月前の整備作業のときが初めてだった。昔は、恵山地区の人たちが観音様を設置し、その参拝道だったというクラシックルートらしい。その後、ホテルに買収されて、観音様は現在の火口原までの車道沿いに移設されたらしい。
自分の記録を調べてみたら、下から歩いて海向山と恵山の両方に登ったのは、96年の椴法華コース以来19年ぶりだった。その後は、両方に登るときには火口原駐車場まで車で登ってばかりいたのだ。
時期的に、何も観察するものもなく、ただ黙々と歩いた。5時間30分で踏破したが、花のころや紅葉のころに、1日をゆったり費やすには良いコースだ。しかし、両方登るには、健脚が要求されるだろう。トレイルランにも恰好なルートだが、一般的には、高原コースの下から登るのなら、どちらか1山に絞るべきだと思った。
○恵山高原コースから、まずは海向山へ
この恵山高原コース登山口駐車場の予定地は、上に旧恵山高原ホテルの廃屋が見える場所で、ホテルの駐車場でもあったらしい(2)。来春の供用開始時までには、下の道路から案内板を設置するらしい。
整備作業できれいになった登山口には、「熊出没注意」の看板が設置されていた(3)。
そこから旧林道跡と思われる幅広のジグザグ道を登り詰めると、「展望台」と称される広場に到着。海の展望は樹間からしか見えないが、休憩所には恰好の場所だ。
林間コースの登山道を進んで行くと、温泉パイプ中継所が見えてくる(4)。このパイプは源泉の火口下の薬師神社のところから引いているらしい。昔はホテルで利用していたが、現在は石田温泉が利用しているようだ。
やがて、広い平坦な草原に出る。中を小川がゆったり流れていた(5)。
その流れの源はすぐそばの湧水地だった。3ヶ所から結構な水量の水が湧き出ていた。もともとは、この草原は湿原だったのかもしれない。そこから恵山も見えていた(6)。
草原を抜けると、登山口から50分で海向山登山道へ合流(7)。さらに5分ほどで、海向山周回コース分岐に到着(8)。時計回りに進んだ。
456ピークから海向山山頂部を見上げる(8)。コルまで下って、雪の解けている南斜面の急な道を登る。
やがて斜度が緩み、他人の足跡もなく、誰もいない頂上に頂上(9)。
海向山から西側を望む。昨日登った台場山も見えていた
(10)。
海向山の下りから恵山の全貌を眺める(11)。
つづく
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