5:00 函館発
7:00 道々607号線へ
7:50 入渓地点
登下山 | 地点 |
8:10
8:50
9:35
10:15
10:25
11:15
11:55
12:50
13:20 |
入渓地点
620二股
750二股
稜線コル
千軒平
頂上着
〃発
新道登山口
入渓地点 |
[5:10] | 総所要時間 |
15:30 吉岡温泉(入浴)
18:45 帰宅
|
毎年のように登っている道南の花の名山・・・・今年は時期を変えて、SHOさんの発案で、コースも沢からの新しいルートで挑戦・・・沢は新道と旧道の間の大鴨津川支流の二股川右股沢を詰めて稜線上のコルへ出るルート。メンバーはSHOさんと東京から来たSHOさんの友人、先週末も一緒だったKi嬢の4名。
相変わらず長い松前の及部川沿いの道々607号線(松前石崎線)を走って、旧道登山口のIkm弱先の橋の先にある駐車スペースから入渓。
つい最近同じところから入渓したと思われる刃物でフキなどを切ったトレースあり。
予想したより水量が多くうれしい(1)。情報は、45年以上も前に海岸の河口から何泊もして登ったというyamaさんの「滝などはなかったはず」という情報のみ・・・。
しかし、入渓してまもなく3mほどの滝が現れて、ちょっと喜んだが、滝は唯一ここだけだった(2)。
林道上にボタボタ糞が落ちていたし、この沢沿いも熊の棲息密度の濃いところなので、笛を吹きながら登っていく。
顕著な560二股も、620二股も、支流の方が水量が多く、右股の本流の方は伏流して水流がなく不安になるが、c670で水流が現れる。
750二股は左へ進む。c830ほどで、水流がなくなり、c850付近で薮に突入。下の方は急な笹藪で、ちょっと苦労したが、
稜線コルが見えるようになると、笹藪も消えてトウゲブキ、イブキトラノオ、エゾノシモツケソウなどが咲く斜面になると、斜度も緩んでくる(3)。
狙い通り、稜線上のコルで夏道に合流。イブキトラノオの絨毯越しに、コルから登ってきた沢を振り返って感慨に耽る(4)。ここまでで2時間ちょうどだった。
登山道沿いには、この時期ならではのいろいろな花が咲いていたが(下段にまとめて掲載)、一番目立つのは斜面を覆う黄色いエゾカンゾウ。この時期に登ったのは初めてだったので、新鮮な眺めだった(5)。
すぐに頂上を目指さず、逆方向の十字架が立つ千軒平で休憩し、頂上を眺める(6)
改めて、道端の花々を眺めたり、カメラに収めたりしながら頂上を目指す。下山してきた知内川コースから登ってきたという札幌の単独の男性と会う。
途中から、いつも、こんな高い頂上直下に湧き出るのが不思議な千軒清水(左の源頭部)とその上の頂上をカメラに収める(7)。その千軒清水の冷たい水で喉を尾潤して頂上へ。
誰もいない頂上で記念撮影を終えたら(8)、新道コースから上ノ国町のご夫妻が登ってきた。
遠望はガスが絡んで余り見えなかったが、先月SHOさんと二人で登った黄金山とその奥の赤岳、大岳、大赤岳の山々ははっきりと見えた。
昼食を摂りながら40分ほど休んで、新道コースを下山開始。新道登山口から、さらに林道を30分ほどで車をデポしてある入渓地点に到着。
途中、吉岡温泉で汗を流し、帰路へ。SHOさんの発案のお陰で、思いがけず、簡単だったとは言え沢を詰めて、花の稜線へ上がり、この時期ならではの花々を楽しむことができた。