大門山(1572m)(日本三百名山)  <富山県/石川県> 09,11,13  
●ブナオ峠林道ゲート前コース
 <妻同行>
登山地点
下山
 6:30
 8:55
10:35
10:45
林道ゲート前
ブナオ峠登山口
赤摩木古山分岐
頂 上
14:15
12:05
11:00
10:50
[4:15]
所要時間
[3:25]
大白川温泉しらみずの湯(入浴)
道の駅・白川郷(泊)

3日前の大笠山の尾根から眺めた大門山(中央)

雨の中の頂上

・金沢市街地から見ると、富士山型をしているので「加賀富士」と呼ばれ、金沢市民にとっては、「金沢を代表する山」らしい。ところが、その登山口のブナオ峠までの五箇山西赤尾から入る県道上平福光線は、冬季通行止めのほか崖崩れ等で開放されることがほとんどないらしい。今回も閉鎖されていたので、10kmの林道歩きからスタートすることに。

・ガイドブックによると、登山道と合わせて往復8時間ほど。妻も、待っているのが嫌なのと、舗装された林道が主なので、同行することにした。2日連続雨で停滞し、休養十分。朝は青空も広がっていたので、満を持してのはずだったが・・・。

・ちなみに、この峠を越える道は、江戸時代に、加賀藩が火薬の原料となる塩硝(煙硝)を五箇山から金沢まで運ぶ「塩硝の道」だったらしい。長丁場なので、まだ暗い6:30スタート。落ち葉の厚く積もった舗装道路を、終わりに近い紅葉を楽しみながら、ペースを保ちながらゆったり歩く。林道歩きだけで3時間を予想していたが、2時間半でブナオ峠着。

・登山道に入ってまもなく、5日連続顔を合わせることになった所沢のSuさんが下りてくる。4:40に出たそうだ。やがて、予報にはなかった雨が降ってくる。おまけに登山道は手入れがされてなく、笹が覆い被っている。特に、赤摩木古山分岐から頂上までの400mは最悪。妻に分岐で待ってもらい、踏み跡の上の笹藪を掻き分けながら速攻ピストン。その間の雨が一番酷かった。

・雨の頂上だったが、3日前の大笠山、反対側には、低い雲の遥か彼方に、陽光が当たり白く輝く北アルプスの山並みが見えた。雨は、林道に戻ったら止んだが、非常に寒かった。
妻のこれまでの山行時間の最長記録となった。良く頑張ったが、かなり疲れたらしい。

最近は開くことの少ない県道上平福光線林道ゲート(西赤尾)

紅葉を楽しみながら、10km弱の林道歩きからスタート

林道の沢沿いの朝霧と紅葉

江戸時代の「塩硝の道」の標識

登山口となっているブナオ峠

尾根の途中から望む頂上

赤摩木古山分岐から頂上までの笹藪漕ぎ

頂上からは3日前に登った大笠山が見える

帰りの林道で遭ったカモシカ
 (戻る)大笠山  (進む)三方岩山

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