プロローグ

 ネパールヒマラヤトレッキングは、
一昨年3月のランタン、昨年4月のエベレスト街道に次いで3回目。
さらに海外トレッキングは、
一昨年7月のヨーロッパ・アルプス、昨年7月の中国・四娘姑山麓も含めて5回目となる。

今回のツアーは、
これまでの海外トレッキングでお世話になっている札幌の「りんゆう観光ツアー」が窓口となっている
「アルパインツアーサービス」の企画
新千歳空港発着『アンナプルナ・ダウラギリ・パノラマ・トレッキング10日間』である。

昨年7月の中国・四娘姑山麓フラワートレッキングと同じ函館組メンバー5名で参加した。
他のメンバーは、ソウルの仁川空港で合流する福岡空港からの4名(女性3.男性1)と
成田空港からのツアーリーダーYa女史の10名が総勢である。

今回のトレッキングの楽しみは、
高山病の心配のない2000〜3000mほどの標高帯が舞台で、
アンナプルナ山群とダウラギリ山群の二つの8000m峰の山岳展望とシャクナゲの大群落、
さらには、段々畑を耕して生きる山岳民族の村の生活に直接触れることなどである。


1日目 3/30 函館〜新千歳空港〜ソウルヘ

函館6:20〜<自家用車>〜新千歳空港11:30  新千歳空港14:05〜<大韓航空>〜ソウル(仁川空港)17:05   
仁川空港18:10〜<バス>〜ソウル20:00  <ラマダホテル泊>

○新千歳空港から初の韓国へ

 新千歳空港集合時刻は12:05ある。まずは、早朝、私の車で函館の4名が新千歳空港へ向かうところから旅は始まる。もう一人の仲間のKoさんは、昨年札幌へ引っ越したので、空港での合流である。

 市内在住のIさん、七飯町在住のYaさんとKuさんを拾って、洞爺湖〜支笏湖経由で千歳入り。時間的余裕があるので、駅前の100円ショップに寄り、買い物をする。その後、前回も利用したJAF会員半額キャンペーン中の駐車場へ向かう。空港までの送迎付き9泊10日で1,800円というのがうれしい。

 空港へ着くと、すでにKoさんは到着していた。りんゆう観光のNi女史からチケットやパスポートを受け取り、いろいろ説明を受けて、出発前の写真に収まる(1)Ni女史のリードで出国手続きを済ませた後、Ni女史と別れ、昼食を摂る。空港内にあるラーメン街に行くと、函館から出店している「あじさい」があったので、そこでそれぞれ好きなラーメンを食べて搭乗を待つ(2)
 
 韓国へ飛ぶのは初体験で、乗る飛行機は、14:05発のソウル(仁川空港)行きの大韓航空である(3)横7列の広い機内の搭乗率は1/3ほど。飛び立って落ち着いた後、まず飲み物が配られる。ビールをいただき、その後、配られた機内食を楽しむ。

 予定通りの17:05、仁川(インチョン)空港へ到着。この空港は、それまでの金浦国際空港に替わる韓国の新しい玄関として2001年に開港され、2020年までその拡張工事が続けられるという新しい空港である。

 到着ゲートを出ると、ツアーリーダーのYa女史と韓国のエージェントの女性社員と他のメンバー、さらには、同じアルパインツアーの「エベレスト街道トレッキングツアー」のメンバーが待っていた。全員で貸し切りバスに乗り、今日の宿泊先であるソウル市内のラマダホテルへ向かう。

 片側4〜6車線の高速道路の両側には、高層アパートや高層ビルが密集している。車の交通量も多く、ソウル市内に近づくに連れて大渋滞となる。しかも、その車の列には軽四の車が見当たらず、全て新しい車ばかりである。この様なところに、最近の韓国の発展ぶりを垣間見ることができた。空いているときには1時間で到着するというが、2時間ほども要して、ようやくホテルに到着(4)

 すでに、外食に出るような時刻でもなく、ホテルで2000円をウォンと両替して、ホテル前のコンビニへ出掛ける。ちなみに、レートは2000円で15080ウォン(1000円=7540ウォン)であった。単位が大きく、もの凄い特をしたような気になる数字である。しかし、コンビニへ出掛けて、サンドウィッチ、燻製卵、キムチ、カンビール500mlを買うと、8050ウォンが消え、今度は凄く高い買い物をした気分になった。一人部屋である私の部屋に5名が集って、それぞれ買ってきたものを食べて、明日の5:30のモーニングコールに備え、早めに就寝する。

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