冬の支笏湖温泉街周辺低山巡り
  <シリセツナイ山、野鳥の森ピーク、モラップ山、丸山遠見>
かんじき&ツボ足 単独行  13,3,22
午前勝負で、冬季ならではの支笏湖周辺低山巡り4山
午前中は天気が持ちそうなので、支笏湖温泉街近くの外輪山の低山巡り(シリセツナイ山、野鳥の森ピーク・モラップ山・丸山遠見)にトライした。

○シリセツナイ山(533m) <支笏湖畔小学校裏南西尾根><かんじき>

支笏湖休暇村駐車場から望むシリセツナイ山

多少は雪庇の発達している山頂を見上げる


登山
地 点
下山
6:45
7:35
支笏湖畔小学校横
頂 上
8:00
7:40
[0:50]
所要時間
[0:15]
 なんとも痔主の気持がそのまま表れているような珍名山だ。痔主でなくても、なんとなく尻がむずむずしそうな山である。温泉街のすぐ裏の山で、地図上には表記はないが人気の山だ。自分もこの山名に釣られて以前から機会があったら登りたいと思っていた。語源は、その西側の紋別岳を源流としたチリセツナイ川(鳥の巣のある川の意)に因るらしい。この山に8000円の日帰りツアーがあるとか・・・?

 支笏湖畔小学校の裏の尾根をかんじきでピストンした。湖畔の高い山(樽前山、風不死岳、恵庭岳等)は雲の中だったが、眼下に温泉街が見え、この後に登った3山すべてが見えた。


頂上から中央奥に見える小高い丸山遠見

頂上下から眺めるこの後登った野鳥の森ピーク(右手前)とモラップ山(左奥)


○野鳥の森ピーク(478m)モラップ山(505.5m)(尾根周回)<つぼ足>
 
登下山
地 点
 8:20
 8:50
 9:20
10:10
10:40
車デポ地点
野鳥の森ピーク
道路横断
モラップ山
車デポ地点
[2:20]
所要時間
 支笏湖休暇村の裏の野鳥の森と道路を挟んで向かい合っているモラップ山へ移動。ちょうど間にある湖畔近くまでの道路が除雪されていた。野鳥の森ピークは車の駐車スペースから、比較的緩やかな北東尾根を登り、急な南尾根を下った。 
 
 モラップ山へは、野鳥の森ピークの南尾根から道路を挟んで向かい側の湖畔寄りの緩やかな北尾根を登り、下りは車のデポ地点をねらって、頂上から直接北尾根を下った。昔はモラップスキー場があった山らしいが、今日のルートからはその場所や痕跡を見つけることはできなかった。

 稜線コルから北側には、紋別岳、野鳥の森ピーク、シリセツナイ山がきれいに見えた。眼下には湖畔にあるモラップキャンプ場は見えたが、南西側に見えるはずの樽前山と風不死岳は雲の中だった。


北東尾根末端から尖った野鳥の森ピークへ

頂上は尖って狭かった

鹿に無惨にも食われてしまった木の幹

野鳥の森の南尾根を下った地点からモラップ山を望む。
右の尾根登って、左の尾根をくだった。

野鳥の森とモラップ山の間を走る道路


モラップ山の稜線から望む紋別岳(左)、野鳥の森(中央手前)、シリセツナイ山(右)

モラップ山の稜線からの支笏湖

○丸山遠見(327.3m)(北東尾根)<つぼ足>
 
登山
地 点
下山
10:55
11:15
樽前国道
頂 上
11:25
11:15
[0:20]
所要時間
[0:10]

 湖畔から少し離れるが、頂上に明治中期から望楼が設置されている山。現在の望楼は4代目だそうだ。山名の「遠見」もそれに因るらしい。みぞれが降り出して、まったく展望はなかったので、望楼には登らなかった。天気が良いと支笏湖畔の山々がや太平洋が一望できるらしい。夏は遊歩道があるが、樽前国道から直接北東尾根をピストンした。

 下山後、支笏湖休暇村の温泉でゆっくりし、夕方には、車中泊予定の千歳道の駅へ


国道から直接最短距離の北東尾根に取り付いた。
人工林の中に作業道が整備されていた

望楼が設置されている頂上


登った4山とGPSトラックログ


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