丸山(372m) <八雲町>
<磐石岳林道からの林道跡> 2名 18.5,27

八雲町わらび野の磐石岳林道から古い林道跡を辿り、西尾根から登り北尾根を下った。
 
5:50 自宅発
登り地点下り
7:25
8:00
8:10
8:35
林道跡入口
北尾根取り付き
西尾根取り付き
頂  上
9:30
9:05
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8:45
[1:10]所要時間[0:45]

駒ヶ岳南西尾根コースへ


 八雲町わらび野の奥に位置し、野田追川の支流である釜別川と下二股川に挟まれた山である(1)。1週間前に、この山に取り付く林道跡があるという情報をもとに向かったが、見つけられずに諦めて撤退していた。数年前に登ったというIさんに電話したら、「わらび野から入る磐石岳林道を進むと、送電線の少し手前の橋の手前の右側にある」とのこと。自分たちはもっと奥だと思っていたので、気付かなかった


 朝露対策で上下カッパを着てスタート(2)。林道跡は、薮に覆われているが、踏み跡ははっきりしていた(3)林道跡は、尾根に上がり、等高線の250mに沿って丸山の西側を巻くように続いていた。
 距離的には、林道跡から北尾根に取り付いた方が近い。しかし、その林道跡がどこへどのように続いているか見たいこともあり、西側へ回り込んで、比較的斜度の緩い西尾根に取り付いた。


  法面からに西尾根に取り付く(4)。薮は、丈も低く、密度も濃くなく、楽勝の部類だった(5)。尾根に取り付いて20分で頂上に到着。


 頂上へ到着してビックリ・・・なんと漢詩が書かれたプレートが立っていた。プレート自体は最近立てられたもののようだが、この山の造林に関わった人がこの頂上で昭和35年に詠んだものらしい(6)
 新卒で蕨野小学校に赴任したyamaさんに知らせたら、「当時この辺りの造林事業に取り組んでいた渡辺さんという方の漢詩ではないか」ということだった。それにしても、このような薮山に思わぬ歴史を感じて感動した。
 2人で探した三等三角点(点名・下二股)もSHOさんが見つけた(7)


 頂上からは、薮山にしては珍しく、展望が広がり、野田追地区の平地と噴火湾越しに羊蹄山もくっきりと見えた(8)


 北側には、まだ稜線付近に残雪を抱いた狩場山から続く大平山方向の山が見えた(9)。 下りは、北尾根を下って林道跡に合流。林道跡でノビネチドリを見つけてカメラに収めた(10)
 下山後、ダニチェックをしたら、数匹見つかった。この後、駒ヶ岳南西尾根コースへ向かった。


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