玄武岩(351m)<沼田町>
ほろしん温泉手前コース  単独  13,9、12
偶然、登山コースの標識を見つけて、登った沼田町の低山

登り
地 点
下り
10:25
11:00
登山口
頂 上
11:40
11:05
[0:35]所要時間[0:35]
12:15 ほろしん温泉(入浴)
18:00 増毛町メモリアルパーク(泊)
    
GPSトラックログ
層雲峡公共駐車場で朝を迎えるが、今日は全道的に天候が良くない。明後日の「増毛山道トレッキング」や明日の暑寒別岳登山に向けてそちらへ移動。たまたま、沼田町の幌新温泉が『Ho』の無料パスポートが使えるのでそちらへ向かう。

 沼田町には、1996年のNHK朝ドラの「すずらん」の舞台となった「明日萌(あしもい)駅」関係の撮影場所がある。その「萌の丘」と「明日萌駅」を見て、幌新温泉へ向かった。

 その途中に「玄武岩登山コース入口」の標識を見つける。その左奥に見える山がその山であろう(1)。実は、ひと月ほど前に、道内の名前のある山を全部登り尽くそうとしている札幌のKo玉さんから「沼田町に玄武岩という山があり、立派な登山道があったよ」と聞いていた。しかし、沼田町は忘れてしまっていたが、岩の名前が山名になっているのが面白くて印象に残っていた。

 その標識通りに、そちらへ進むとと、新しい案内板が設置されていた(2)

 
 50分ほどと書いてあったので、カメラ片手に、雨上がり対策でスパイク長靴を履いて登ってみた。幅4〜5mほどの整備の行き届いた立派な登山道だった。0.5kmごとに標識が設置されていた。2ヶ所ほど急勾配があり、汗をたっぷり掻いた。頂上からの展望はほとんどなかった。この登山道は、沼田町フットパスの中に組み入れられているので、登っている人は多そうだった。

 登山口から少し入ったところに「玄武岩入口」の標識があり、そばに赤い屋根の建造物が見える。あとでネットで他の方のネット上の記録を見たら、壊れた電話ボックスだそうだ。昔はここが入口だったようだ(3)


 快適な登山道を歩いていくと(4)、その先に「登山道入口 玄武岩」と書かれた標識が現れた。ここまでは何だったのだろう?(5)。道端にはツルリンドウが多かった(6)。


 8合目まで登ると、「玄武岩」(岩石とこの辺りの地質)の説明板と、その先のコース表示板が設置されていた(7)。その先の道端には玄武岩の露岩があった(8)8合目の左奥にはもっと大きな岩が見えたが、そこまでの道は濃い藪で覆われていたので行くのを止めた。


 8合目から9合目は結構な急な登りだった。頂上近くに3〜4本の巨木が固まっていた(9)。雨上がりで蒸し暑いこともあり、汗だくになって、35分ほどで頂上到着。地図上では351mになっているが、標識は349.5mだった。丸太の椅子が3本ほど置かれ、きれいに刈り払いがされていた(10)てっきり展望がよいのかと期待して登ったのに、全くと言っていいほど見えるものはなかった。木の葉が落ちる頃にはもう少し見えそうな感じだった。

 道端にはやたらとキノコが多かった。
 面白半分にカメラに収めてみたが、
みんな毒キノコにしか見えない。

 下山後、ほろしん温泉で、のんびり過ごし、
昼食も夕食も食べた。

 夕方に、「ほっかいどう山楽紀行」の紙面
原稿のゲラをFAXで受け取ってから、
増毛まで走った。




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