9日目 4/07 カトマンズ〜ソウル 

ラディソンホテル11:30〜(バス)〜12:00カトマンズ15:15〜<大韓航空>〜0:15ソウル(仁川)0:50〜(バス)〜1:45ラマダホテル 

○3時間ほど早朝の市内散策を楽しむ

 10:30までにはホテルへ戻らなければならないので、7:00には朝食を摂り、市内散策に出掛ける。もっと時間があればゆっくり見たい名所もあったが、庶民の生活振りが楽しめるタメル地区へ行くことにした。朝早いことや土曜日ということもあり、車や人通りは一昨年見たときより少ない。

 表通りを歩いて驚いたことは、道路や歩道の清掃がきれいになされているいることであった。昨年は、外出禁止令でホテルから出られなかったので分からないが、一昨年はたくさんゴミが落ちていたような気がする。6回もネパールに来ているYaさんも驚いている。途中で清掃車と清掃作業にも出会った。

 裏通りに入ると、リキシャ(1)、露店(2)、道路の角にある寺院にお参りする人々(3)、狭い商店街でのショッピング風景(4)などを楽しむことが出来る。

 ぐるっと一回りしてホテルに戻る途中の表通りで、背の高い街路樹に羽を広げると40cmもありそうな大きなコウモリがあちこちにぶら下がっているのを見つける。それも1本の木だけではなく、十数本の木全部である(5)

 ○カトマンズを飛び立ち、泊まるだけのソウルへ

 ホテルに戻り、11:30には空港へ向かう。残りの200ルピーでパイのようなパンで小腹を満足させ、ソウル行きの飛行機に乗る。

 来るときは7時間要したが、帰りは6時間弱でソウルに到着した。しかし、すでに、0時を回っている。バスでソウル市内のラマダホテルに到着したのが1:45。そして、明日の出発が6:00である。ホテルに滞在するのはわずか4時間15分である。熊本空港へ戻る長崎組は、それより1時間早い出発なので、寝る前にホテルのロビーでお別れの挨拶をする。
 

10日目 4/08 ソウル〜新千歳空港〜函館

ラマダホテル6:00〜7:00ソウル(仁川)10:10〜<大韓航空>〜12:40新千歳空港13:10〜<自家用車>〜17:45函館

 眠ったのか眠らなかったのかよく分からない状態で5:30には起きて、6;00に出発である。1時間、またバスに揺られて空港へ。まずは搭乗手続きをして、スーツケースを預け、韓国料理店で用意されていた朝食を摂る。クッパ?というスープは味が薄く味気ない感じであったが、カクテキとキムチは非常に美味しかった(1)

 出国手続き等を終えて、免税店を覗いて時間を潰す。往きで両替して残っていた7000ウォン(1000円弱)に不足分をYaさんからもらってキムチを買い、大韓航空へ(2)の搭乗を待つ。


 
2時間半ほどのフライトで、予定より20分ほど速く新千歳空港に到着。外に出たところで、安着記念の写真を撮り(3)迎えに来ていた駐車場の車に乗り込む。駐車場で札幌へ帰るKoさんと別れ、苫小牧東ICから高速に乗り、帰路に就く。

 お土産は、妻へのショルダーバック以外は紅茶が数種類、岩塩の粉末、それを入れるための彫刻が施された銀製の塩入れ、携帯ストラップ、ミサンガ、鈴、キムチであった。ショルダーバックはとても気に入ってもらえたのでひと安心(4)

 20:30には寝付き、何度かトイレには起きたが、翌日の10:30まで14時間も爆睡してしまった。




10日間の旅を振り返って

3年連続、3回目のネパールヒマラヤトレッキングとなった今回は、
これまでと違って、最高地点でも3.210mで、
森林限界を超えることがなく、里山トレッキングの雰囲気であった。

そのため、
いつもは多かれ少なかれ、軽い高度障害を体感したが、今回は全くなかった。
相変わらず熟睡出来ないのは毎度のことであるが、
体調は、2回ほど軽い下痢を経験した以外はすこぶる快調であった。
ただ、ヒルに足の血を吸われたり、蚊に数カ所刺されて腫れたりしたのは初めての経験であった。
これも標高が低いせいであろう。

また、標高が低いことで、段々畑を舞台とした山岳民族の
日常の暮らしぶりに直接触れる機会が多かったのがこれまでと異なる収穫であった。

天候は、
この時期の「午前中は晴天が続くが、午後になると雲が湧きやすい」という特色が
連日、悔しいくらい当たって、
夕日に燃える山や陽光に照らされたマチャプチャレの姿を目にすることは出来なかった。
しかし、これまで2回とも雪に見舞われたことに比べれば、
行動中、雨にも見舞われず、上出来であった。

今回心に残ったことは、
これまで経験したことのないシャクナゲのスケールの大きな純林のジャングルである。
また、標高が低いからであろうか、これまでより多くの花や蝶や鳥を目にしたような気がする。
 
ツアー全体の印象であるが、
女性のツアーリーダーはヨーロッパアルプス以来であるが、
非常に明るくて、サバサバとしながらも、女性らしい細やかな気遣いが行き届き、
とても楽しい雰囲気の旅を演出していただいた。

また、メンバーは、
リーダーを入れても総勢10名という行動しやすい人数で、
この手のツアーの年齢構成では若いグループのようであった。
しかも、
我々函館組男性5人グループと、長崎組女性3人グループと、熊本から単独で参加の男性で、
まとまりやすさや意思の疎通の図りやすさでは、
リーダーも楽だったのではないかと思われる・・・?


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