2004
大沼国際クロスカントリースキーフェスティバル
2時間タイムトライアル参戦記

クロカン5大会の皮切りの大会を、念願の最高記録30kmを走破することができ、さい先よいスタートを切ることができた。

天 候快晴・無風
気 温スタート時 −4℃
ワックス


(効果)
base SWIX CH6
top  SWIX HF7+HF8
finish セーラFC100焼き付け
(バッチリ!)
記 録
30km(3km×9周
       +1km×3周)
※全体5位の記録
1km換算 4分00秒弱
周回
ラップ
(1周3km)
@11分43秒 E12分06秒
A11分53秒 F12分09秒
B11分54秒 G12分20秒
C11分47秒 H12分31秒
D12分05秒 I11分30秒
          (1km×3)
 いよいよクロカンモード突入である。このフェスティバルは唯一地元開催の大会である。今年もまた2時間トライアルに挑戦である。昨年は、ワックスの失敗で27kmしか走ることができず、一昨年の29kmの最高記録を超えることができなかった。今年は、雪がほとんど無く、地元での練習が一度もできなかったので、札幌へ行く用事がてら、大滝や札幌で正月と3連休の前日に4回ほど練習をして置いた。

 このフェスのメインは10kmの歩くスキー(250名ほど)であるが、この1周3kmの周回コースを2時間で何周できるかという2時間トライアル種目の参加者も年々増えてきて、今年は53名(昨年は40名)である。うち、20名近くは我々のクラブ「XC-KIDS」のメンバーである。チーム内バトルとなることは間違いない状況である。

 スタート地点に並ぶ前に、アミノバイタルをとウィダーインエネルギーを飲み、気温が高いので、毛糸の耳掛けを止め、山登りに使っている綿のバンダナを汗止めに頭に巻いて準備する。

 自分の今年のこのフェスの目標は念願の30km突破である。ワックスさえ合えば、多分可能であろうとの思いで参加する。到着して、アップを兼ねて滑ってみると、どうやらワックスは合っているようである。あとは体力が持つかどうかである。そんな思いでスタート地点に並ぶ。先に2時間トライアルのスタートである。

 今年の課題はスーパースケーティングを使えるようにできることと登りの強化である。スタートにそのスーパースケーティングを使ってみた。やはり速い。200m地点までは2番目である。しかし、追い越しが思うようにできないコースなので、いつも1周目は後ろに自分より速い人がいたらと思うと気が気でない。しばらくして、チーム内の実力通りのNaさん、Maさん、Saさんの順に先行して、少し落ち着いて滑走できるようになる。ところが、そのあとから、滝川と余市から参加している地元外勢が追い抜いて行った。このあとは、最後の1kmコースでSaさんを追い越した以外は、順位をキープして滑走することができた。

 今年のコースは雪が少ない上に、しばらく雪も降ってなく、雪質は細かなザラメ状態なのでワックスはそれほど苦労しないが、スノーモービルでの気温の高いときの整備なので、固いでこぼこがあったり、アイスバーン状があったり、狭いところがあったりと、なかなか思うように滑ることができない。1周目はコース状態確認をしながら滑っていく。それでも、1周目から4周目までは、11分台で滑走できたので、30km走破のめどが立ってきた。

 さすが、5〜7周目は12分10秒以内のラップに落ちてきた。6周目でトップを走っていた滝川から参加している男性に抜かれ、7周目でNaさんに抜かれる。この時点で彼等には3km離されたことになる。ところが、ワックスは剥がれていないようだが、疲れが増してきた8、9周目はペースがガクンと落ち、12分20秒以上も掛かってしまう。9周回り終わった時点で、残り11分35秒である。3kmコースをこのタイムで回るのはもう不可能である。

 1kmの周回コースへ入る。このコースは登りがないので、1周4分は掛からないはずである。案の定1周目は3分50秒、これで、念願の30km走破のめどが立つ。残りの時間で2周し、1時間59分53秒で30km走破のゴールである。

 珍しく、一度も給水を摂ることもなく2時間走り続けたのも初体験である。それだけ、身体にはダメージが少なかったということであろう。その体調のよさと給水に費やす時間も省くことができたことも念願の30km走破に繋がったのであろう。いずれにしても、「歳はとっても、、目指すは最高タイム」を実現できて、大満足である。仲間で記念写真を撮り、ゴール地点の豚汁を食べ、ドリンクを飲み、帰路に就く。帰りは、仲間と大野のしんわの湯で汗を流し、ラーメンを食べ、家路につく。

昨年の「大沼」のページへ 


「スキーあれこれ」目次へ   HOMEへ

inserted by FC2 system