笊ヶ岳(2899m)(日本二百名山) <山梨県/静岡県> 09,8,4 |
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4日後、荒川中岳から眺めた笊ヶ岳 |
笊ヶ岳頂上 |
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・南アルプス南部へ戻っての第1弾は、二百名山の笊ヶ岳。この山は、南アルプス南部の山ではあるが、主稜線とは大井川源流部の谷を挟んで対峙する山梨県と静岡県の境界線上の山である。当初はさわら島側から登るつもりだったが、夜を明かした身延町の隣の早川町にメジャールートの老平登山口があることが分かり、急遽こちらから登ることにした。 ・ガイドブックも登山地図も、テント泊縦走タイムで往復17時間となっている。しかし、以前ネットで調べたら、結構日帰りで登られているようだった。標高差2200mの日帰りは初体験なので、ヘッドランプを点けて、4:10にスタート。渡渉後取り付く布引山までの突き上げる標高差1500mの急登尾根で時間を稼ぎ、頂上での休憩30分を入れて、ちょうど11時間で往復できた。結果的に今回の山旅で最長の行動時間となった。 ・天気予報が良い方に外れて、頂上からは、このあと縦走する荒川三山〜赤石岳〜聖岳〜上河内岳〜茶臼岳〜光岳やさらに深南部の山々がすべてくっきりと見えた。まさに、南アルプス南部の展望台的な山だった。不思議なことに、上空はスカッ晴れなのに、北〜東側は高いガスで遮られ、展望は南アルプス南部の山々のみ・・・天気の神様からの今後の山行に対するオリエンテーションを受けているようだった。しかも、下山開始して間もなくそれらもガスで遮られて見えなくなった。 ・布引崩の一帯は花畑となり、初めて見たタカネビランジや名前不詳の花など他の山とは少し違う花が目に付いた。 ・下山後、早川町営草塩温泉に入り、食事の摂れる身延町まで戻る。市街地の駐車場にねぐらを見つけ、野菜味噌ラーメンと餃子と生ビールで、ハードな山行に対する豪華夕食。明日は、早朝に甲斐市のSaさんから教えてもらった早川町から畑薙第一ダムへ抜ける井川雨畑線を抜けて、天気がよかったら、簡単に登れる高塚山の予定。 |
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頂上からの大パノラマ |
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登山道上に落下する滝〜嫌でも濡れる |
水量が多く、靴下を脱ぎ、タイツを捲り上げて渡渉した広河原 |
山の神の石祠 |
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昨年12月に登った七面山 |
昔、木の運び出しに使われた架線小屋跡 |
布引崩で初めて目にしたタカネビランジ |
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布引崩〜足元一帯は花畑。この上が布引山頂上 |
三角点の設置された布引山〜ここから稜線歩き |
布引山とのコルから頂上(手前)と小笊(奧)を見上げる |
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南アルプス特有種のタカネコンギク(布引崩にて) |
ベニバナイチヤクソウ? |
ジッとこちらを伺うニホンカモシカ |