羊蹄山・神社の沢ルート(山スキー) (1220地点まで)
                                                            29名  16、1,31 
HYMLスキーキャンプ2日目、19名で神社の沢ルートから1200m付近まで登り、深雪滑降を楽しんだ





















8:00 大魔人山荘発
8:50 登山道入口到着
登山
地点
下山
 8:35
11:35
除雪終点
1220地点
12:40
11:50
[3:00]所要時間[0:50]

13:30 幽泉閣(入浴)
17:00 帰宅
















1回目の休憩650m付近で、賑やかに・・・・

 今シーズン企画された「HYML(北海道山のメーリングリスト)スキーキャンプ」は、第1回が12月23日の札幌国際スキー場で開催され、このたびの第2回は、1泊2日の日程である。1日目は、ニセコビレッジスキー場(旧ニセコ東山スキー場)で基礎練習、夜は、仲間の大魔人山荘に宿泊して懇親会、2日目は、羊蹄山の途中まで山スキー登山をして、実戦滑降の計画である。


 8:00に大魔人山荘を出発し、真狩側の神社の沢ルート入口まで走る。除雪終点前の道路に縦列駐車をして、準備をする(1)
 8:35、各自の雪崩対策のビーコンチェックをして、スタート。目指す羊蹄山は、山頂付近は雲で覆われているが、その上空は晴れている(2)
 発足以来17年目を迎えるHYMLであるが、これまで、オフミ登山で夏山の30名はあるが、雪山で一斉にこれだけのメンバーが同じコースに入るのは初めてのことである。
 行動計画は、雪面の状況とメンバーの状況によって、雪面がクラストして来る1300〜1400m付近を目指すグループと、途中から戻るグループを分けることにして、一緒にスタート。
                                                      

 スタートして30分ほどすると、上がボキボキと折れた木々が目に付く。昨秋の10月の強風で折れたらしい(3)
 先行グループのトレースがあるので、ラッセルの必要がないのが助かった。800mを越えると、徐々に斜度が増して、周りに帰りの滑りを楽しめそうは斜面が広がってくる(4)
                                                                                                            

 800m付近から後続部隊を眺める(5)この辺りで、自己申告で、登れるところまで登るグループと、途中から戻るグループに分ける。
 自分は、上まで登るグループと行動を共にして、その列の中で進む(6)
                                                        

 1000mを越えると、ガスが濃くなり、雪も降ってくる(7)雪面の雪の状態はまだ良いが、戻る地点を模索しながら登って行く。
 ガスも濃くなり、風も強くなってきたので、キリの良い1200m付近で戻ることに決定。各自、シールを剥がして、滑降の準備に取り掛かる(7)
 その地点の西側に、ノートラックの広いオープン斜面が広がっていた。たまたま一番先に準備を終えて、そちらに進んだ。全員が滑降体制に入ってところで、メンバーの顔を見たら、年寄りに敬意を表して「お先にどうぞ!」という仕草をしてくれている。感謝の気持ちで、トップに飛び込ませていただいた。膝丈くらいの軽い深雪であある。久しぶりに快適な大きなターンを刻んで100mほど滑り下りて、上を見たら、ほかのメンバーが嬉々としてどんどん続いている。これほど楽しいときはない。


                                                                                 

  それぞれ、自分のレベルで、思い思いのターンを楽しみながら滑り下りてくる。転倒するたびに周りから歓声が上がる(8,9,10)

 途中途中で、メンバーの揃うのを確認しては、また滑りだすということを繰り返して、どんどん下って行く。高度を下げてくると、先に下りたグループのシュプールで荒らされていて思うようには楽しめなかった。斜度が緩む400m付近からは、登りのトレースをボブスレーもどきで滑り下りるだけである。

 50分ほどでゴール。終了の挨拶をして解散。滋賀県から参加したBa女史をアンヌプリスキー場の下の宿舎まで送って、昆布駅手前の温泉・幽泉閣に入って帰路に着いた。                                                    

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