四九郎岳(759m) 〜三九郎岳(北峰817m)A/森町 
<グリンピア大沼奥・赤井川林道コース>  単独 カンジキ 10,2,16

             4年前の三九郎岳以来、4年越しの循環縦走が叶う

7:00 函館発
7:45 グリンピア大沼奥
    ・赤井川林道ゲート
登下山
地 点
 8:00
 8:15
 9:20
 9:55
10:45
11:50
13:15
13:50
林道ゲート
橋手前
660峰南コル
660峰
四九郎岳
三九郎岳
林道
林道ゲート
[5:50]所要時間
14:15 ホテルグリンピア大沼
             (入浴)
15:30 帰宅

 森町のグリンピア大沼の奧に、地図上に名前の載っている三九郎岳と通称四九郎岳と呼ばれている759.0峰、さらには660峰の3つのピークを連なっている(1)ところが、この四九郎岳に設置されている三等三角点が三九郎岳となっていてややこしい。また、660峰を五九郎岳を呼んでいる人もいるようだ・・・。

 今週の天気予報は、好天が今日だけなので、グリンピア大沼の奧の通称・四九郎岳(759m)を目指した。この山はどこも急斜面で直接登ることは難しいので、北東隣の660峰経由のルートである。

 しかし、四九郎岳に着いた時点で、物足りなさももあり、さらに、三九郎岳への循環縦走へと予定を変更して、4年越しの念願を果たした。実は、4年前に三九郎岳から四九郎岳への循環縦走の予定で出掛けたが、途中でリュックに括り付けたヤッケを落としてしまい、三九郎岳からやむなく戻らざるを得なかった悔しい思い出がある・・・この2山はセットで登られることが多いので、バラバラなのはちょっと心残り・・・逆回りでのリベンジにトライした。

○まずは、赤井川林道から660峰へ

 グリンピア大沼の奧から続く右股沢沿いの赤井川林道入口ゲート前が除雪終点。今回はカンジキでスタート。2/11のときには堅くてほとんど埋まらなかった雪面の上に15cmほどの新雪。

 林道を15分歩くと橋がある。その川は、660峰と四九郎岳とのコルが源頭の川である。橋の手前から左岸の林道跡へと入り、660峰を目指す。途中で林道がはっきりしなくなったが、暫くすると右側からはっきりとした林道に合流する。

 その林道を辿って、660峰手前の500ポコの南尾根へと登っていく。林道終点から人工林の中を登り、660峰とのコルを目指してトラバースする。コルの先には、地図上にも掲載されている広い林道が続く。どうやら国有林との境界帯のようである(2)ピークへ続く尾根の手前からその林道を離れ、細く急な尾根を登る。北側の森町市街地や内浦湾の展望が広がる。スタートして約2時間で660峰に到着。

○コルまで下って四九郎岳へ
 

 660峰から標高差60mのコルを目指して下る。正面にコルを挟んで四九郎岳の頂上が見える。頂上直下は急斜面で、ほとんど木が生えていない。どうやら雪庇雪崩の斜面のようである(3)
 
 コルから標高差160mの雪庇の発達した吊り尾根を登っていく。この山では一番緩やかな尾根である。ラッセルは膝頭ほどであるが、軽い新雪なのでそれほど苦にならない。頂上が近くなってくると、案の定、雪庇が崩れ落ちて、小規模な雪崩れ地形となっていた(4)。

 振り返ると、越えてきた端正な660峰と頂上部が雲に覆われた駒ヶ岳(5)、右に目を移すと、凍って雪原状に見える大沼とゆったりとした横津岳などの展望が広がる(6)。

 660峰から50分で、4年越しの念願の四九郎岳頂上に到着(7)今日の計画では、ここが終点で、このまま急な東尾根を下るだけの予定だった。しかし、一昨日の「札幌国際スキーマラソン(50km)」の疲れもまったく感じない・・・そこで戻るにはちょっと物足りない・・・青空の下で、4年前に登った南西隣の三九郎岳が呼んでいる。地図で確認すると、下りは急だが、登りは緩そうだ・・・さらに1時間もあれば届きそうな感じだ。


○さらに、三九郎岳を目指して

 天気も持ちそうだし、このまま三九郎岳を目指すことにする。ちょっと下っていくと、目指す三九郎岳北峰・817ピークが見える。繋がっている尾根は右側のようだ(8)

 4年前に三九郎岳から眺めた急な細い尾根を滑るように下っていく。逆にスキーで登るとしたら手こずりそうな尾根だ。コルまで下りると、あとは幅広の緩やかな尾根になる。

 どの山でもそうだが、稜線や吊り尾根には必ずといって良いほどずっとウサギの足跡が続いている。ウサギも単純に移動するときは尾根の上を歩くようだ。その点、春先に良く目にするクマの足跡はまったく法則性がない。

 817ピーク手前の小ピークに生えるブナの木とバックの空の感じが何とも言えずいい感じである(9)

 四九郎からは予想通り1時間ちょっとで2度目となる4年ぶりの三九郎岳北峰817ピークに到着。振り返ると越えてきた四九郎岳と相変わらず雲を被ったままの駒ヶ岳が見える(10)。南には、木地挽山の右側に函館山が見えている(11)。

 この三九郎岳は地図で見ても、どのピークを頂上としているのかよく判らない山である。標高が記されているのは、最高ピークの817である。地図の山名記載では真ん中の800ポコが頂上のような感じも受けるが、頂上感のあるのは、817峰とさらに南の800ポコである。赤テープはその2ピークの木に結ばれていた。自分的には、本峰は817峰としたい。

○東尾根を下る

 右股沢沿いの林道へ下る尾根は、c650付近で3つに分かれる。前回は、スキーだったので、幅広であまり急な登りのない502ポコ経由の尾根を採ったが、今回は最短距離の東尾根を下った。この尾根のあちこちに赤テープが結ばれているところを見ると、最短距離でもあり、多く利用されているようだ。

 前回はスキーだったので、1時間でゴールしたが、今回は、カンジキでもあり、倍の2時間を要してのゴールだった。ほどよい6時間弱の行程で、4年前から気になっていた循環縦走が叶う・・・グリンピア大沼の温泉(毎月16日は350円)にゆっくり浸かって帰路に就く・・・満足・満足!

06,4,01の山スキーでの「三九郎岳」へ


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