鷲羽岳(2924m)(百名山)〜水晶岳(黒岳)(2986m)(百名山)
〜赤牛岳(2864m)(二百名山)〜野口五郎岳(2924m)(三百名山)
<長野県/富山県> 08,8,5 |
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黒部五郎岳頂上から |
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・前日は雨で一日停滞。そのお陰で、疲労も回復する。本日は、テントをそのままにして、コースタイムでトータル13時間50分の超ロングコースに挑戦。まず、鷲羽岳から水晶岳軽油で赤牛岳まで行く。そこから水晶小屋まで戻って、野口五郎岳に向かい、頂上を踏んで、野口五郎小屋までの予定。翌日、烏帽子岳までビストンしてベースキャンプの三俣山荘テン場に戻るという効率の良さを考慮して、ここは、アタックキャンプとして小屋泊の計画である。 ・最初は標高差400mの鷲羽岳。一定の斜度で淡々と登ることができた。水晶小屋から野口五郎岳への分岐と稜線を確認して水晶岳を目指す。岩山ではあるが、頂上の前後の斜面は非常に花が多い。名前の通り、赤い山肌でどっしりした赤牛岳までは、コースタイムでは6時間半になっていたが、4時間20分で到着。追い越したグループに仙人呼ばわりされてしまった。 ・赤牛岳で40分休んで来た道を戻る。水晶岳の登り返しがきつかった。幸い天候に恵まれ周りの山はすべて見える。それにしても裏銀座の山はカールが非常に多い。 あちこちにカールが見える。水晶小屋から崩壊した痩せ尾根を下り、東沢乗越から登り返して、野口五郎岳を目指す。最後まで、疲れを感じることなく、一定のペースで歩くことができた。ちょうど10時間で野口五郎小屋へ到着。その間、何人の人を追い越したことか・・・・? ・山小屋は、朝食抜き1泊で7500円。夕食は、ご飯をお替わりして腹一杯食べた。布団はゆったりと敷かれて寝心地はよかったが、隣の人のいびきが気になって、あまり眠ることができなかった。これが、山小屋の難点。 |
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火口湖のように見えるカール底の鷲羽池 |
50分で、まずは鷲羽岳頂上 |
水晶小屋からカールを抱いた鷲羽岳を振り返る |
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水晶岳の頂上岩塔? |
水晶岳頂上から北峰とその奧に薬師岳を望む |
赤牛岳への途中から双耳峰の水晶岳を振り返る |
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水晶岳頂上から望む赤牛岳 |
赤牛岳頂上 |
赤牛頂上から4つのカールを擁す薬師岳を望む |
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水晶小屋から稜線の左奧に見える野口五郎岳 |
野口五郎岳頂上標識 |
ゴールの野口五郎小屋 |
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水晶岳頂上直下の色とりどりの花々 |
ミヤマコゴメグサ |
水晶岳で多く目にしたシコタンソウ |