旧戸井線探訪ウォークA<湯川〜戸井間(23km)>   単独 15,3,26

2年前の五稜郭〜湯川間に引き続き、湯川〜戸井間の約23kmを歩く


 旧戸井線とは、五稜郭駅から戸井駅(予定)までの29.2kmを結ぶ予定で、昭和12年着工したが、戦時中の18年に中断した未完成の鉄道路線(幻の鉄道)である。
 現在、線路跡は道路や遊歩道に転用されているほか、路盤やトンネルやアーチ橋が現存する。

旧戸井線の歴史については、下記が詳しい
http://www.hakobura.jp/db/db-view/2012/07/post-214.html

予定駅名  距離km

五稜郭   0.000
東五稜郭  3.320
湯の川   7.200
銭亀沢   10.750
渡島古川 13.550
石崎    16.040
小安    20.000
汐首    23.350
弁財    27.130
戸井    29.090

 函館市街地を通る五稜郭駅付近から湯の川までの約7kmは、市道「本通富岡線」と遊歩道「緑園通り」として利用されている。
旧戸井線探訪ウォーク@「五稜郭〜湯川間」の記録(2013,12,11)

 今回は、その先の湯の川から戸井までの約23km(内、工事終点の瀬田来から戸井駅予定地までの約2kmは国道歩き)の探訪ウォーキングにトライした。
歩いた距離 約23km、所要時間 約6時間30分、歩数約39,000歩

<その1>湯川〜渡島古川間 

丸数字は下記写真の番号


@湯川駅予定地跡の湯川幼児公園からその先を望む

その道路わきにその名残を示す当時の工務省の境界碑

A根崎競技場の裏側を通っている切り通しの道

 湯川駅予定地跡から続く旧戸井線跡は、松倉川を渡っているはずだが、その橋の痕跡はない。松倉川の護岸工事の際に撤去されてしまったのであろう。
 対岸で左へカーブして、根先競技場の下から裏側へと続く市道高松新湊線として転用されている。


B「市道高松新湊線」として、転用されている〜空港敷地と国道の間の高台の道路

C約4km先が市道の終点で、道は山側へカーブしている。


Dその先にも路盤は残り、旧銭亀沢小学校への道の上に橋台が残っている

 Dを下から眺める・(旧銭亀沢小学校の通路)


Eはっきりとした路盤が続くが、イバラや薮が混んでいて歩けないので、一度国道へ下りた

F再び登り返してヨシに覆われた路盤を歩く

G石倉稲荷神社の裏を通る

H両側が切り通しのコンクリート壁となり、汐泊川へと下って行く


I汐泊川に残る鉄橋の橋脚とその函館側の橋台(戸井側から撮影)


<その2> 渡島古川〜汐首間へつづく  


 
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