西天塩岳(1470m)〜天塩岳(1557.6m)C 
<新道コース〜西天塩岳>  単独  16,9,14 
B14,7,4の「新道コース〜前手塩コース」
A07,9,13の「旧道コース〜新道コース」
@94,10,10の前天塩コース〜新道コース」
    新しく登山道が開削された西天塩岳と新道登山口からの新道コース歩き目的で4回目の頂上へ 
 
5:30 旧朝日町バスセンター駐車場
登山地点下山
 6:50
 7:45
 8:40
 9:20
10:10
新道登山口
連絡路分岐
円山
西天塩岳
頂上
12:35
11:45
11:10
----
10:30
[3:20]所要時間[2:05]
13:20 協和温泉(入浴)

天塩岳はこれで4回目だ。最初は前天塩岳〜天塩岳〜新道コース、2回目は、旧道コース〜天塩岳〜新道コース、3回目は、最初と逆回り。今回の目的は、一昨年の秋に道が開削された西天塩岳と、最近再整備された山小屋の1km手前の新道登山口から連絡路分岐までのコースを歩くことだった。

 もともと新道コースの登山口はこちらからだったが、小屋からスタートする旧道コースからの連絡路ができてからはあまり利用されていなかったようだ。しかし、昨年の台風で、前天塩岳コースも、旧道コースも閉鎖されて、小屋を起点とした周回もできない。そんなこともあって、こちらを再整備したようだ。

 前日、旧朝日町(現士別市)のバスターミナルのトイレ付き駐車場で夜を明かし、登山口を目指した。

 これまで気づかなかった新道登山口には、最近新しく設置された感じの「登山口と登山道」の標識が設置されて、道もきれいに整備されていた(1)その向かい側に車が2〜3台分の駐車スペースが設けられていた。しかし、あとは林道の路肩に駐車するしかないようだ。


 はじめのうちは、平坦なエゾアカマツの造成林を行く。やがて、斜度がきつくなり、ジグザグ道や直登の道が続く。いつしか尾根道となるが、1138コブは急な東面をトラバースする。
 登り切ったところから正面に前天塩岳(左)と目指す本峰(右)が見えるようになる(2)。そこから、少し下ったら、連絡路分岐だった。ここにも新しい標識が設置されていた。山小屋から来るより300m近いようだ(3)


 1317コブ付近からは、ハイマツ帯となり、円山への登りとなる(4)。円山への登りで、前回も花の頃に目にした、葉が対生し、雄しべや雌しべの部分が黒いエゾゴゼンタチバナ目にしたが、今回はそれが紅葉していた(5)普通のゴゼンタチバナは葉が紅葉しないし、実もたくさん付けるが、こちらは、実の数がひとつくらいしか付けていなかった。

 
 円山(1443m)から下り始めると、右手に西天塩岳が見え、避難小屋の横から新しく開削された道も見える(6)


 避難小屋とトイレの間から新しい道の登り口があった(7)。しかも、前日にでも刈り払いが入った感じで、刈られたばかりの葉が落ちていた(8)
 開削された道の先は岩の積み重なったガレ場に出るが、古い黄色や赤色のペンキの跡が認められるので、それを辿って登っていくと、頂上が見えてくる(9)


 登り切ったピークに誰かが持ち込んだ「西天塩岳1465m」と書かれた標識が立っていた。しかし、このピークは地図上で1470mであり、本峰である。新しい「夏山ガイド」ここを西天塩岳としている(10)。地図上に標高点1465と書かれたピークはもっと奥で、見た目にはこちらより高く見えるが5m低い(11)

 
新ピークゲットとなった西天塩岳から前天塩岳(左)と天塩岳(左)を眺める(12)


表大雪の方は、雲が絡んではっきりと見えなかった(14)西天塩岳から避難小屋の250m頂上寄りで新道コースへ合流するもう1本の新しい道を下り、頂上を目指した。
頂上からは、登りで一緒になったご夫婦が下りて来た。本州の方で、「日本百名山を終えて、今は二百名山巡りをしている」とのことで、前日は芦別岳を登ってきたとのこと。
4回目の頂上に到着。ほかの山でも見たことのない御影石に隷書体で刻まれた山頂標識と共にセルフタイマーに収まった(15)


 いろいろなスポーツ合宿等の誘致に力を入れている士別市に、研修にやって来たらしい。ガイド役は士別市の職員だった。

 下山後、愛別町へ抜ける途中の協和温泉で入浴し、東川の道の駅まで走った。






 14,7,4の「新道コース〜前天塩コース」
07,9,13の「旧道コース〜新道コース」
 94,10,10の前天塩コース〜新道コース」



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