松倉川支流・天狗沢川遡行
2名 16,8,1
まったく情報のない沢だったが、30m以上もある大滝や2つほどの滝を楽しんだ
 
7:00 自宅発 
登山
地 点
下山
 8:00
 8:10
 8:40
 9:10
 9:50
 9:55
10:20
白滝下り口
白滝
天狗沢川合流地点
F1(c270)
F2(c450)
F3(c490)
折り返し(c550)
11:55
----
11:40
11:10
10:45
10:40
10:25
[2:20]
所要時間
[1:300]

13:00 山の手温泉(入浴)
14:00 帰宅

GPSトラックログをもとにしたルート図

 SHOさんと松倉川支流の天狗沢川を遡行してきた。白滝沢川の1本下流の西側へ突きあげている沢である。まったく情報のない沢で、何が出てくるか分からない沢だった。



 直接天狗沢合流地点へ下りる
地点が変わらないので、「白滝」
への下り道から松倉川へ下りるこ
とにした(1)

 その道は、前日にでも刈り払い
が入ったばかりのようで、歩きや
すかった。

 まずは、松倉川を渡渉して、白
滝見物。


 真近で初めて目にした松倉川の名所のひとつ「白滝」(2)。 数日前まで続いた雨で水量が多く、迫力があった。この上の白滝沢川を遡ったことのあるSHOさんに言わせると、たくさん滝はあるが、下るのは難しいらしい。 遡ったときは、上の林道まで出て、5時間ほども掛けて寅の沢林道経由で戻ったとのこと。


 天狗沢川合流地点まで、松倉側を下った(4)。意外と距離があり、30分ほどして、ようやく合流地点へ到着。意外と狭い沢だった(5)



 最初から、渓相もきれいではなく、変哲のない俗に言うブタ沢かと思って歩き続けた。それでも、たまに岩盤がむき出しのナメが現れ、ちょっとうれしくなる(6)
 30分も歩いたら、目の前に高さ30m以上はあると思われる大滝が出現(7)そこまで小滝すらなかっただけにその現れ方に驚く。地形図で確認したら、確かにその部分のコンタが狭くなっていた。
休憩がてら高巻き場所を探す。ちょうど、おあつらえむきに滝の左側に急な小沢があった(8左下)


 その小沢を登り、右の尾根へ取り付き(9)さらに、トラバースして滝の上の流れが見える尾根を下ったら、ちょうど滝の落ち口に出た。上から覗くことは無理だった(10)
 そのご、しばらくは、また変化のない渓相が続いた(11)。その先は、いくつかの二股があったが、水量の多い方を選んで進んだ。


 高巻いて15分ほどしたら、ナメ滝が2つほど続いた。こういうところを沢靴のフリクションを効かせて歩くのは楽しい(12)。 クルマユリを見つけてシャッターを押したら、その先にF2が現れた(13)



 F2は、10mくらいだった。SHOさんが右端を登って行ったので、後に続いた(14)しかし、最後の2〜3歩のところで足場がなくもたもたしていたら、上からお助け紐を出してくれた。
 さらに、5分もしないうちに、2段になったF3が現れた(15)自分は、落ち口に近い上の部分は、右のヤブを利用して上へ出た。


F3の上の500二股は、奥まで入れそうな左股へ。その先は細い急なナメが続く。フリクションを効かせての登りも楽しい(16)しかし、徐々に水量が少なくなり藪がかぶって来たので、源頭近くの550二股で戻ることにした(17)
斜度のある沢なので、下りは早い。松倉川へ出たところから、直接藪を漕いで林道に出て、車のところまで戻った。

 最初は、ブタ沢だと思って遡って行ったが、思いがけない大きな滝のほかに2つの滝や小さなナメ滝なども楽しめたので、十分満足することができた。


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