谷川岳(1977m) <群馬県/新潟県> (日本百名山)  08,10,17
 
●谷川岳ロープウェイコース<妻同行>
登山
地点
下山
 8:30
 9:15
10:30
10:50
ロープウェイ山頂駅
熊穴避難小屋
トマの耳
頂上(オキの耳)
13:25
12:50
11:40
11:30
[2:20]所要時間
[1:55]
一ノ倉沢(日本三大岩場を仰ぎ見る)
水上温泉(入浴)
ロープウェイ山麓駅駐車場(泊)

登山道の途中から見上げる双耳峰を持つ谷川岳

頂上(オキの耳)にて

・上越国境(新潟県と群馬県の県境)上に位置する谷川岳は、最近はあまり聞かなくなったが、「死の山」とか「魔の山」とのイメージが強く、山をやらない人でも山名は知っている人が多い。それだけ多くのクライマーを魅了し、転落事故が多かったということだろう。

・今回の山旅で楽しみにしていた山の一つ。そのアルペン的山容、深く刻まれた谷、細く連なる稜線、日本三大岩場の一つに数えられる一ノ倉沢から見上げる東壁・・・すべてに大満足の山だった。妻も一緒に往復ロープウェイを利用して、トマの耳を越えて頂上のオキの耳まで往復した。昨日もそうだったが、平日にも関わらず物凄い数の登山者に驚く。ほぼ蟻の行列状態。明日の週末はどうなることか?このコースは、急な岩場はあるが、特に危険なところはない。左手の万太郎岳の鋭峰や仙ノ倉など日高の山を彷彿させる細い稜線、右手には明日の予定の朝日岳を見ながら高度を稼いで行く。

天候はいいのだが、春霞みのようで遠望は利かないのが少し残念。でも、苗場山や巻機山やこの後の予定の武尊山や至仏山などは同定できた。頂上から少し先へ進んで東壁を斜め上から覗いて見た。やはり思わず足がすくむ物凄い迫力だ。

・下山後、この時期の週末は交通規制のかかる一ノ倉沢まで車で入って谷川岳の顔とも言えるクライマーを引き付けて止まない日本三大岩場標高差800mの巨大な東壁を下から仰ぎ見る。生憎逆光でスッキリとした景観ではなかったが、それがかえって不気味な迫力を醸し出していた。明日は、朝日を浴びて輝くはずのこの岩壁を眺めながら隣の朝日岳に登るのが楽しみだ。

ロープウェイ山頂駅付近から朝日岳を望む

25年間で2701回目の74歳の男性

日高山脈の主稜線を彷彿とさせる万太郎山への稜線

トマの耳への登り

オキの耳(頂上)とのコルからトマの耳を見上げる

頂上の先に祀られている富士浅間神社奥の院

頂上の先から東壁をのぞき見る

登山道途中の天狗の留まり場の岩

一ノ倉沢から岩壁を仰ぎ見る

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