天候 | 晴れ |
気温
雪温 |
スタート時 -3℃
〃 -5℃ |
ワックス
(効果) |
base gallium ブルー
top gallium AXF20
(ちょっと渋め?) |
記録 |
1時間14分52秒(順位なし)
中間ラップ(8km地点)38分30秒
1km換算ラップ 4分34秒 |
昨シーズンは怪我で棒に振ってしまっただけに、昨年の分も滑りたくてしようがなかった。1月に開催される早い大会を探したら、この大会が見つかった。
札幌の滝野すずらん丘陵公園には、初級者から上級者までニーズに合ったいろいろなコースが常設されている。これまでに何度か滑りを楽しんだことはあるが、ここで開催される大会に参加するのは初めてである。
昨夕に函館を出て、いつも利用する「道路情報館」の駐車場で車中泊して会場入り。気温もそれほど下がってはいず、晴天が広がって、絶好のXC日和である。
アップを兼ねてワックスの合い具合を確かめてみたが、どうも滑りが良くない。予報での気温の読みは合っていたのだが、ひとシーズン休んでいたことが、ワックス選択の勘に影響していたか・・・?AXF20単体ではなく、AXF30もも混ぜれば良かったと思う。順位が出るレースでもないし、距離も短いので、あまり気にしないで楽しむことにする。
開会式に並ぶ参加者 |
大会の看板と大会役員 |
6km(ノウサギコース)、10km(キタキツネコース)、16km(キツツキコース)の3部門に512名のエントリー。そのうち、自分が参加した16kmは215名とのこと。
「歩くスキー大会」を謳っているが、10kmと16kmの参加者はほとんどがスケーティン走法の「走るスキー」だ。
タイム計時もなく、順位も出さない大会なので、参加者の名前が記載された大会要項もない。ゼッケン番号も受付順に決められて、渡される。したがって、大会要項で知り合いの名前やゼッケンを探すこともできない。
受付時に渡された参加賞は、TOKOの万能ワックスと後援の北海道新聞社のタオル。
元オリンピック選手・古沢緑さんのデモ滑走 |
元オリンピック金メダリスト・荻原健司氏の挨拶 |
開会式に先立って、札幌在住の元オリンピック選手古沢緑さんの簡単な技術解説付きのデモンストレーション滑走があった。滑るような見事な滑走に大きな拍手が沸いた。
開会式の後に、予定されていない?飛び入りの大物ゲストが顔を見せた。元オリンピック複合の金メダリスト・荻原健司氏だった。札幌で行われているジャンプ大会の自社チームの監督として、札幌入りしていたようだ。
古沢さんは10kmに、荻原さんは16kmにゲスト出場するとのこと。
10;30スタート。出だしは展望台まで緩やかな登りが続く。本格的なレースではないが、一般XCスキーヤーにとっては、シーズン初の大会なので、かなり速い人たちも練習を兼ねて参加していたようだ。
2年ぶりのレースモードを楽しむことを主眼に、ペースを乱さないように滑り続ける。平坦なところやごく緩い下りでは、今シーズン力を入れて練習したスーパースケーティングを入れてみた。これまでは、レース中ではすぐに疲れてしまうので使ったことはなかったのだが、今回は、これを使うと前の人に追いつくところをみると、少しは使えそうな気がしてきた。
一応、目標タイムを1時間15分に設定していたが、中間の8km地点通過は、38分30秒で少し遅れていた。徐々に調子が上がってきたので、少しペースを上げて後半を楽しんだ。後半は、残りの距離表示がどんどん少なくなるのが励みとなる。
このコースを滑るのは7年ぶりで、記憶がところどころに残っている。結構なアップダウンがあり、なかなか滑り応えのあるコースだ。ただ、急な下りのS字カーブもあり、緊張を強いられるところもある。トンネルの中を潜るところが3ケ所ある、11〜13km付近は同じコースを2周するためにそのトンネルをすべて2回潜ることになる。
次々とゴールしてくる選手たち |
ゴール後用意されていたおにぎりと豚汁 |
豚汁を食べるために用意されているテントと机 |
後半少しペースを上げたことが功を奏して、目標タイムぎりぎりの1時間14分52秒でゴール。ほとんど疲れを感じることはなかったところをみると、もっとペースを上げても良かったということか・・・・。スポーツドリンクを受け取り、上着を着ておにぎりと豚汁をいただく。
ちょっと物足りなかったこともあり、ひと休み後、あと10kmほど滑るつもりだったが、風が出てきて寒くなってきたので止めた。川澄のスポーツ店まで出て、スキーバンドを買って帰路に着いた。
あと1月中の大会は、1/22に白旗山競技場での15kmと1/29にこの滝野の同じコースでの16kmの大会にもエントリー済みである。