高塚山(1625m)(日本三百名山) <静岡県> 09,8,5 |
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三合山から見える高塚山頂上(左) |
ガスの中の頂上 |
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・朝の内に、山梨県早川町と南アルプス南部縦走のゴールとなる静岡県畑薙地区へ抜ける井川雨畑線を走る。途中の山伏頂上直下を通る大笹峠は、北海道では考えられない2000mほど。途中から、昨日登った笊ヶ岳やこの後登った大無間山も見えた。 ・午前中は雨の心配がないので、川根本町まで南下して比較的簡単に登れる三百名山の高塚山へ。林道を山犬段(1404m)まで上がり、稜線上を高塚山より高いユニークな名前の蕎麦粒山を越え、三合山を経て、ようやく辿り着いた感じの山。 ・これまで2000m以上の山ばかりだったので、オオシラビソとコメツガの針葉樹林が多かったが、この山への稜線は、ブナやカエデやシロヤシオなどの広葉樹林帯であった。林床はミヤコザサで覆われ、ピークを過ぎたバイケウソウが目立つ静かな森林浴モードの稜線歩きだった。 ・晴れていれば、南アルプス南部の主稜線の山々や直ぐ近くに大無間山や黒法師岳などが見えるらしいが、ガスの中。下山は途中から蕎麦粒山の北側を巻く林道を歩いてゴール。ただ、ガイドブックの時間設定がこちらの早足と同じで、最後の林道歩きの時間が明らかに間違っていたので、精神的にちょっとイライラしながら歩いた。 ・下山後、北上して300円の接阻峡温泉までマッタリして、再び南下して、SLで有名な大井川鉄道博物館のある道の駅「奥大井音戯の里」に落ち着く。 |
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山犬段の広い駐車場 |
山犬段山小屋の横からスタート |
ブナの稜線を行く |
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高塚山より高い蕎麦粒山頂上 |
ブナの顕著な尾根を登り詰めると頂上 |
花が終わったオオバケイソウの生える頂上 |