13:30 カニカン岳登山口
登山 | 地点 | 下山 |
14:30
15:00
15:15 |
登山口
6合目
頂上 |
16:00
15:35
15:25 |
[0:45] | 所要時間 | [0:35] |
17:30 豊浦温泉(入浴)
18:30 豊浦道の駅(泊) |
長万部の由来となっている「シャマンペ」はアイヌ語でカレイのことを意味し、この山にカレイの漁期を知らせる残雪が残ったことに由来すらしい。八雲町辺りからも国道5号線の正面に見える
500m弱にもかかわらず端正な形で見えるこの山は(1)、一等三角点の山らしく、道南北部からニセコ方面、噴火湾一帯の遮るものない360度の展望が魅力の山である。なお、地元では「写万岳」と呼んでいるので、あちこちの標識にそのように記されている物が多い。
この山へは、八雲に転勤になった1993年に2回登っているが、当時は地元の共立小学校PTAが子供達のために開削し、毎年整備をしてきたらしいが、今年になってNPO法人「長万部緑と樹を愛する会」に整備が委ねられたそうである。
国道37号線の直線道路・通称静狩街道の中間辺りに建つ標識からJR線路を越えて、その後にも設置されている標識に従って共立地区の酪農地帯を抜けて山へ向かう。標高140m地点の登山口には広い駐車場がある。入林届けを見ると、午前中に男性が一人登ったらしい。
古い林道跡に続く登山道に取り付く。最初はトドマツの植林地の中を通るが、やがて、若いダケカンバの林となる。
道端に共立小学校の子供達が作ったと思われる標語が掲げられているのを見ながら登るのも楽しい(2〜4)。また、新しい合目標識も設置されていて、登りと下りの距離も記されている。
5合目から6合目の頂稜に乗るまでが最大の急登で、ジグを切り、きちんと階段のステップが切られ、ロープも設置されている。暑くて汗が全身から吹き出て滴り落ちる。
6合目からは右側が笹原の急斜面で、稜線上に頂上までのすっきりとした登山道が見え、一気に展望が広がる(5)。
頂上が近くなると、右側の斜面が急になり、その右側に静狩の町が見え、その先に静狩峠や豊浦方面の海岸線が見える(6)。