シャクナゲ沼(980m)D
11:00 目国内岳下山
登山 | 地 点 | 下山 |
12:00
13:50 |
チセヌプリスキー場
シャクナゲ沼 |
15:05
14:00 |
[1:50] | 所要時間 | [1:05] |
16:00 いわないグリンパーク(入浴)
20:00 岩内道の駅(泊)
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シャクナゲ沼・・・ニセコ連峰のシャクナゲ岳のすぐ下にひっそりと佇む沼である。湖面の向こうにスッポリと収まる目国内岳の姿との一体感が大好きな沼のひとつである。山スキーで登った目国内岳を午前中に下山してしまったので、沼が姿を現しているという最新情報をもとに、周りが雪で囲まれているであろうその沼を見たくて、スタート地点となるチセヌプリスキー場へ向かった。
途中からまだ南斜面ほとんどを雪で覆われているシャクナゲ岳が見えた(1)。
スキー場の下の部分がちょっと雪が切れていたが(2↓)、少しの間シートラすればスキーでもOKだった。しかし、スキーは午前中の目国内岳で打ち上げにして、サクサク歩きたいので、スパイク長靴のツボ足で登ることにした。
スキー場の下の部分は少しの間登山道を登ったが、雪で覆われた途中からは、夏道や冬ルートを無視して、スキー場の左側の沢地形を登り(3)、さらに左の尾根を越えて、シャクナゲ岳の肩部分を狙って最短距離のルートを進んだ。
ずっと広大かつ平坦な地形を進む。雪原を覆うダケカンバの新緑が目に柔らかい(4)。最短距離ながら、ラッセルの頃なら、帰りはまったく滑ることができない地形だ。高度を上げていくと、左手にチセヌプリが姿を現す(5)。
左側にはシャクナゲ岳もすっきりと見えている。その右肩へ突き上げる広い沢型を狙って進んだ(6)。急な広い沢地形を登り切り、上から振り返ると、横切ってきた平坦な地形とその奥に昆布岳が見えた(7)。沢地形の上の雪渓を右下から巻けば登山道へ出ることができたが、まっすぐ進んだ。藪にぶつかったが2〜3mの藪漕ぎで再び雪面へ出て、そのまま進むと沼とシャクナゲ岳の分岐へドンピシャ出ることができた。
目の前に周りを雪に囲まれ、満々と水を湛えた湖面の向こうに午前中に登ったばかりの目国内岳がスッポリと収まっていた。これで5回目の大好きな眺めだが、今回はまだ多くの雪が残っているだけに新鮮な眺めだった(8)。少し先へ進んで沼とシャクナゲ岳を一緒にカメラに収める(9)。雪の斜面を詰めれば簡単に登頂できるのだが、今回の目的はこの沼だったので、パスして下山に掛かった。