○ときおり晴れ間がのぞく中の中岳〜北鎮岳

 中岳への登りからは、お鉢平の全容と向かい側の黒岳や烏帽子岳もきれいに見えた(1)


中岳を越えて、ときおりガスから姿を見せる北鎮岳へ向かう(2)。途中で、前回も目に付いた、生成過程の違うであろう対象的な熔岩をカメラに収める(3)



 旭岳に次ぐ道内第2峰の北鎮岳に到着。ここは、5回目だが、展望がなかったのは初めてだった(4)黒岳からやってきて、こちらの登って来たコースを下って縦走するという東京の男性と一緒になった。しかし、ここから裾合平分岐までの2時間近くは、誰にも合うことはなかった。
北鎮岳から下って、鋸岳の斜面をトラバースする途中で見上げる段々地形の草紅葉がきれいだった(5)

○ほとんどガス中の比布岳〜当麻岳

比布岳への斜面はほとんどガスだったが、ときおり晴れて、見事な草紅葉を見せてくれる(6)
しかし、比布岳山頂も、愛別岳分岐の稜線も、安足間岳山頂も、当麻岳山頂も、すべてガスの中の歩きだった。安足間分岐手前の地獄谷の崖がガスの中に浮かび上がって不気味に見えた(7)。

○ガスから抜けた当麻岳斜面〜裾合平分岐〜姿見駅


当麻岳の下りで、ようやくガスから抜け、眼下に沼ノ平が広がった(8)


当麻乗越を過ぎると、ピウケナイ湿原とその向こうにゴールのロープウエィの姿見駅が見える(9)


 ピウケナイ沢の手前からは、小塚(左)と大塚(右)が姿を見せた(10)ピウケナイ沢を渡渉して、裾合平分岐をめざす。
 裾合平分岐から振り返ると、下って来た当麻岳の尾根とその手前の紅葉斜面が姿を見せてくれた(11)

 裾合平分岐からは多くの登山者とすれ違いながら姿見駅をめざした。
 ゴールの姿見駅が見えたところから雨が降って来た。この辺りのナナカマドが一番きれいだった(12)
 14:45、スタートから7時間30分でゴール。旭岳は最後まで姿を隠したままだったが、それなりに、楽しむことのでき、歩き堪えのあるロングコースだった。歩数計を見たら、4万歩を超えていた。

 ナナカマドを中心とした紅葉には物足りなかったが、チングルマやウラシマツツジなどの草紅葉に救われた紅葉登山だった。今年の大雪の紅葉登山は、これで終わりだが、真っ赤なナナカマドに彩られるピークは1週間後かも?しかし、台風に苛められているので、あまり期待できない感じだ。

 温泉は、ロープウェーの券を見せて、フェイスブックを見たというと、半額の300円にしてくれるグランドホテル大雪へ寄った。

 明日は、朝から雨予報だが、とりあえず旭川の道の駅まで走った。



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