摺鉢山(1026.6m)
<豊原牧場ルート> ツボ足 単独 14、5,2
5:30 旭川道の駅発
(ガスが晴れるのを待機)
登山 | 地点 | 下山 |
8:35
9:45 |
牧場道路終点
頂 上 |
10:30
9:55 |
[1:10 | 所要時間 | [0:35] |
突角山へ
|
上川三山…出羽三山を思い浮かべそうな感じだが、信仰の山ではない。現在は高梨沙羅、古くは原田雅彦の世界的名ジャンパーを輩出している上川町に、たまたま1000mを少し超す山が3つ並んでいるだけである。しかし、この3山は山スキー登山の人気の山でネット上での記録が非常に多い。
山スキーには遅きに失した感じだが、スパイク長靴のツボ足登山で、真ん中の一番簡単に登れる摺鉢山と西の突角山を一日で2山登った。
旭川の道の駅で朝を迎えたが、上川盆地一帯は低いガスで覆われていて山が見えない。しかし、ガスは晴れそうなので、旭川の突哨山のカタクリの群生地を見たりしてのんびりと向かう、先に突角山へ向かうが、まだガスで覆われていたので、先に晴れていそうな摺鉢山へ向かった。
標高650mまで舗装道路が除雪されている豊原牧場の奥の道の終点まで入ることができた。その先にガスが晴れてきてようやく姿を現したばかりの二つのピークを持つように見えるのが摺鉢山である。頂上は左奥のようである(1)。向かう途中、角度を変えて左側から見ると摺鉢を伏せたように見えることが山名の由来のようだ。
尾根を忠実に辿って行くと、763ピークへの尾根に乗る。その途中から頂上が見える(2)。763ピークから向きを北に変える。尾根上には大木の切り株があちこちに見られる(3)。昔はこのような大木で覆われた山だったのだろう。
標高850付近から斜度が急になる。尾根は雪がなく薮が顔を出している(4)。どうせ頂上は左奥なので、尾根を外して左へトラバースしながら登って行く。
源頭部を回り込むように登って行くと、斜面の向こうに頂上が見える(5)。
わずか1時間10分で頂上に到着。立木に頂上標識らしい板が結ばれていたが、文字は消えていた。
登ってきた方向を見下ろすと、スタート地点となったの牧場の道路の終点が見える(6)。
頂上に着いたら、わずか一瞬だけだったが、ガスで覆われでいた表大雪から凌雲岳〜北鎮岳〜比布岳〜愛別岳〜永山岳が顔を出してくれた(7)。
下りは、二つのピークの間の急な沢地形を、グリセードで下って、途中から登りの尾根に合流した。登りのわずか半分の35分でゴール。
ちょっとあっけない1山ゲットだったが、この山の奥に尾根伝いに続いている宇江内山も一緒に登っている記録が多いのも納得である。その分、次の突角山との2山ゲットへ向けて移動した。