冬の隅田盛(892.2m) <留の沢ルート>
   単独  山スキー 18,2,9
直近の夏の隅田盛(15,9,1)
念願のコースから、山スキー単独ラッセルで、登頂したが、距離も長く、意外に疲れた

登山
地点
下山
 7:55
 9:15
11:35
12:15
大沼トルナーレ
林道分岐(c190)
林道終点(c680)
頂 上
14:15
13:25
12:40
12:35
[4:20]所要時間[1:40]

14:35 留の湯(入浴)<400円>

 
 
 冬にはいつも七飯スノーパークから眺めている駒ケ岳(1)は、剣ヶ峰、砂原岳、隅田盛の3ピークから構成されている。これらの冬期登山は、自分レベルでは剣ヶ峰は無理だが馬ノ背の上まで。砂原岳は踏破済みで、隅田盛はまだだった。

 たまたま、函館山楽クラブが1/14に、この隅田盛を目指して、c609ポコで撤退していることを知った。自分も近いうちにそのコースを参考にトライしてみたいと思っていた。
 長期予報では好天予報だったので、今日にその計画を入れておいた。しかし、朝から雪がずっと降っていた。ダメもとで、登山口となる大沼多目的グランドトルナーレまで行った(2)。目指す駒ケ岳は見えなかった。しばらく様子見で待っていたら、青空が広がり、目指す隅田盛がチラッと見えた。


 7:50、ダメなら林道偵察だけでも良いと、シールを付けたスキーを履いてその先の林道を進んだ(3)。 長靴で林道へ入ったら、膝まで埋まった。しかし、幅広のスキーなので、ラッセルは20cmほどだった。


 30分ほどで、夏に車で通ったことのある鉄橋の手前に到着(4)この鉄橋のすぐ下の分岐は留の湯までの道路で除雪されている。その分岐を発着点とすれば、往復で約1時間は短縮できそうだ。
 ここは手前の左側へ登って行く林道を進む。登り切ると鉄道線路の横に出る。たまたま、貨物列車が通過した(5)
 やがて、線路沿いの道から、留の沢にぶつかる手前から方向を変えて、山の方へ向かっていく。


8:55、約1時間でゲートに到着(6)。夏はここまで車が入れるようなので、夏にここから同じコースを登ってみたい。すぐ先で留の沢を横切って、左岸へ進む(7)


 9:15、「(左)留の沢方面、(右)押出Bの沢方面」の標識の立つ分岐に到着(8,9) 左側の林道は地形図にないので、不安もあり、右の林道を進んだ。(ここは左へ進むのが正解だった。山楽クラブの記録をよく読んでいけば良かった。)
右の林道なりに進んだが、かなり遠回りになりそうな感じだったので、途中から林の中を抜けてショートカットを試みた。


 ショートカットのコースには、2本ほどの人工的な堤防のような地形(多分火山泥流を防ぐものだろう)を越えなければならなかった。その2本目の上へあがったら、ちょうど青空が広がり、これから目指す隅田盛〜剣ヶ峰〜砂原岳が見えた。この角度から眺める駒ケ岳もとても新鮮だ(10)しかし、この展望もこのときだけな感じで、すぐに左側から雲が入って来て、見えなくなった。この景観を眺められただけでも満足だった。


 さらに、センサーの設置されている留ノ沢を横切って、地図上に記載されている右岸の道へ。この時は、まだ砂原岳が見えていた(11) 右岸の林道は、下の分岐から続いているようなので、帰りはこちらを下ることにして、前進する。
 その林道は、c380で方向を真西に変え、隅田盛の根元まで直線的に続いている。少しずつ斜度がきつくなってくる(12)


 正面に隅田盛が見えるところで、三脚を立てて自撮りをしたのに、後で見たら山はガスで見えなくなっていた(13)この辺りから、雪が激しくなり、風も強くなり、山も見えなくなった。 予想以上に疲れていたので、山が見えないままだったら、山楽クラブと同じc609ポコでの撤退も考えた。
 そのc609ポコまで来たら、再び、隅田盛が姿を現した(14)ここで逃げ帰るわけには行かない・・・疲れた足に鞭を入れて前進。

つづく



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