旭川で会合があった翌日、天候が良ければ、妻同伴でロープウェイの姿見駅を起点にして、旭岳〜中岳分岐〜裾合平を周回しようと考えていたが、
山はガスの中・・・(1)。稜線歩きは諦めて、花散策に切り替えて3時間半ほどの姿見平〜裾合平ピストンに切り替えた。
狙いは、一面に広がる裾合平のチングルマであったが、姿見駅でのガイドの話では「今年は雪解けが遅く、裾合平はまだほとんどが雪の下で、花は全くと言っていいほど咲いてません」とのこと。
往復二人で5,800円のロープウェイ料金がもったいないので、最初はまだ雪に埋もれているという姿見池までの周遊歩道の花を楽しんだ・・・・ここには、
チングルマやエゾノツガザクラ(2)、
キバナシャクナゲ(3)を中心とした今時期見られる花のほとんどが咲いていたので、まあまあ満足・・・しかし、それだけでは時間を持て余し、物足りないので、ダメもとで裾合平を目指す。中間地点までは、それなりに花を楽しむことができたが、
それ以降は雪の上を歩くことが多かった・・・。
それにしても、日曜日ということもあり、観光客で大賑わいだった。ところどころに雪があるのに、革靴やパンプスやスニーカーで、歩き回っているのには驚く。
また、稜線はずっとガスで覆われていたが、早朝のロープウェイで旭岳に登り、中岳分岐〜裾合平を回ってくる登山者の数も非常に多かった。その人たちの情報によると、稜線は雪が少なく、結構花を楽しむことができたようだ・・・。
2ヶ月前はどこでもスキー滑降ができたのに、今は花が咲き、
2ヶ月後には紅葉が始まる・・・山の夏はあっという間に過ぎてゆく・・・・。